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〔ロンドン外為〕円、109円台前半(10日)

8/11(金) 1:00配信

時事通信

 【ロンドン時事】10日のロンドン外国為替市場では、北朝鮮情勢をめぐる緊張の高まりや、さえない米経済指標を背景に、安全資産とされる円が引き続き買われた。円相場は1ドル=109円台前半に上伸し、約2カ月ぶり円高水準を更新した。午後4時現在は109円30~40銭と、前日同時刻(109円90銭~110円00銭)比60銭の円高・ドル安。
 午前は米長期金利の低迷や欧州株安を眺めてドルが売られ、円は朝方の100円近辺から109円70銭台に水準を切り上げた。午後に入ると、米国の新規失業保険申請件数が市場予想を上振れしたほか、卸売物価指数が予想を下振れする内容となり、長期金利が一段と低下。これを受けてドル売りが進み、円は109円33銭まで買われた。
 ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1745~1755ドル(1.1740~1750ドル)。対円では同128円40~50銭(129円10~20銭)。
 英CMCマーケッツのアナリスト、デービッド・マッデン氏は「フランスの製造業統計が落ち込み、ユーロ高は仏経済を悪化させているとの懸念が広がったが、米経済指標を受けてユーロ(の対ドル)相場は回復した」と指摘した。
 ポンドは海外市場で1ポンド=1.295ドル近辺まで売られた後、いったん切り返したが、再び値を消した。午後4時は1.2985~2995ドル(1.2990~3000ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9635~9645フラン(0.9655~9665フラン)。

最終更新:8/11(金) 2:27
時事通信