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IoTで登山者把握 富士山御殿場口で実証実験

8/11(金) 7:48配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 富士山御殿場口の登下山者やハイキング客の実態把握に向け、KDDIと御殿場市は10日、IoT(モノのインターネット)を活用した実証実験を開始した。利用客数などの情報を基に、登山やハイキング時の安全確保、利便性向上につなげる。

 御殿場口の登下山道や双子山入口など5カ所に計測機器を設置した。人の行き来や進行方向を検知するセンサーで情報を収集する。集めた情報は30分ごとに、御殿場口新5合目の交流拠点「マウントフジトレイルステーション」にある基地局に無線で送る。システムには低消費電力で広域をカバーできる通信方式を採用した。

 市はこれまでも登下山道に機器を置き、登下山者数の把握に努めていた。ただ、データの確認には設置場所まで行く必要があった。今回の形式を用いると、情報回収時に手間が掛からないなど確認作業の効率化が見込めるという。

 市産業スポーツ部の勝俣昇部長は「コースごとの需要を把握して今後の整備計画やハイキングツアーの企画に役立て、御殿場口の魅力向上を図りたい」と話した。

 実証実験は同社が市に提案し、実現した。開山期間の9月10日まで行う。情報はホームページ<http://fuji.kddi.com>で見ることができる。

静岡新聞社