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〔米株式〕NYダウ、大幅続落=緊迫続く北朝鮮情勢で(10日)☆差替

8/11(金) 6:00配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク株式相場は北朝鮮をめぐる国際情勢の緊迫化が続く中、大幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比204.69ドル安の2万1844.01ドルで終了。下げ幅は約3カ月ぶりの大きさとなった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同135.46ポイント安の6216.87で終わった。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比5359万株増の8億5955万株。
 北朝鮮は10日、中距離弾道ミサイル「火星12」4発を同時に米領グアム島周辺に打ち込む計画を検討していると表明。トランプ米大統領が「北朝鮮は火力と怒りに直面することになる」と警告したのに対抗し、挑発をエスカレートさせた。情勢が一段と緊迫化する中、ほぼ全面安となったアジア・欧州株の流れを受けて、米株式市場も序盤から大幅安となった。
 投資家の不安心理の指標となるシカゴ・オプション取引所の恐怖心指数(VIX)も前日の11.11から急上昇し、16を突破。投資家のリスク回避姿勢の動きが強まった。
 ダウは今週初めの7日まで10連騰し、9日連続で史上最高値を更新し続けた。割高感が強まっているだけに10日は利益確定売りの動きが加速。「堅調な米企業業績を背景とした上げ相場は一巡し、当面は調整色が強まる」(準大手証券)と指摘されていた。
 10日に発表した米大手百貨店の2017年5~7月期(第2四半期)決算が低調だったことも相場を下押した。既存店売上高はメーシーズが2.5%減、コールズも0.4%減と不振が続き、両社株は急落。JCペニーやギャップなど他の小売株にも売りが広がった。
 個別銘柄(暫定値)では、メーシーズが10.3%安、コールズが5.8%安、JCペニーが8.7%安、ギャップが3.0%安。アップルが3.2%安、アマゾン・ドット・コムが2.6%安だった。バンク・オブ・アメリカが2.5%安、ゴールドマン・サックスが2.3%安だった。一方、スナップが0.8%高、コムキャストが0.3%高。

最終更新:8/11(金) 10:27
時事通信