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ヤンキース田中 地元メディアから皮肉連発

8/11(金) 12:02配信

東スポWeb

【カナダ・トロント10日(日本時間11日)発】ヤンキースの田中将大投手(28)は9日(同10日)に敵地ブルージェイズ戦に先発して4回0/3を投げ、2安打3失点(2自責点)で9勝目はならなかった。球審の判定が厳しかったとはいえ、5四球はメジャー自己ワーストだ。

 初回は三者凡退に片づけたが20球を要した。味方打線に2点を援護してもらった2回は先頭ピアースを四球で歩かせると、続くピラーに左翼線へ二塁打。ここで6番・青木を1ボールから二ゴロで打ち取ったが、三塁走者は生還してなおも一死三塁。7番バーニーは三ゴロ。挟殺プレーが乱れたが、最後は田中がタッチアウト。8番ゴーインズの中前に抜けようかという痛烈なゴロを田中が好捕。1失点で切り抜けた。

 2本の適時打でリードを6―2に広げた5回は先頭バティスタにカウント1―1からシュート回転で内角に入ったスプリットを左翼席に叩き込まれた。続くドナルドソンに2球ボールが続いたところでロスチャイルド投手コーチがマウンドへ。3球目、4球目も外れ、この日5個目の四球を与えると、ジラルディ監督に交代を告げられた。

 一夜明けニューヨークの地元紙はチームが勝利したことで右腕に対する論評はそれほど辛辣ではなかったものの、今後への不安を隠せなかった。

 ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は「ヤンキースの攻撃陣が田中を救済」との見出しで試合をリポート。「6―2のリードもかつてのエース田中には十分ではなかった」と皮肉を込めた。「もしヤンキースがレッドソックスを捉えてポストシーズンに進出するチャンスを得るためには、水曜日(今回の登板日)よりはるかに好調な田中を必要とする」と注文をつけた。

 またデーリー・ニューズ紙(電子版)は「いまだに不安定な投球を続ける田中は自己最多の5四球を与えて4回0/3で降板。ヤンキースはこの試合で救援5投手を必要とした」と田中のふがいなさを強調。ニューズ・デー紙(電子版)は「田中は5回もたなかった。制球に苦しみチームがリードを広げるたびに失点した」と落胆。

 チームは今季9勝しているベテラン左腕のCC・サバシア(37)が先発した8日(同9日)の試合で右膝に痛みを訴えて途中降板し、次回の登板が危ぶまれている。先発投手2人を補強したにもかかわらず先発陣は不安だらけだ。田中の完全復活が待たれる。

最終更新:8/11(金) 12:28
東スポWeb