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【高校野球】聖心ウルスラのエース戸郷 メジャー仕込みの“脳特訓”で完投

8/11(金) 12:02配信

東スポWeb

【ズームアップ甲子園】第99回全国高校野球選手権大会第3日の10日、聖心ウルスラ(宮崎)が早稲田佐賀(佐賀)との九州勢対決を5―2で制し、うれしい甲子園初勝利だ。184センチの長身エース右腕・戸郷翔征(2年)が切れ味鋭いスライダーを駆使し、毎回の11奪三振で完投し「最後まで1人で投げるつもりだった」と胸を張った。

 その緻密な投球術は今年から導入された「ブレイン・トレーニング」によって支えられている。チームに在籍する投手がそれぞれプロ野球投手の投球フォームの連続写真を日々参考にしながらイメージ作りに励むもの。発案者は近藤部長で、東海大時代の同級生で親交の深い元メジャーリーガーの大塚晶文氏(現パドレス3Aコーチ)から「ブレイン・トレーニング」の大切さを伝授されたという。

「頭と体が一致していないと、いいパフォーマンスができない。理想の投球をイメージするための練習。たとえば戸郷には中日の田島投手を参考にするように言い聞かせています。そういう具合に個々の投手に対し、それぞれ名だたる投手の投球フォームを連写した写真をネットから引用したり、新聞の切り抜きを使ったりしながら40~50枚用意して『ピッチャーズ・ファイル』として渡しているんです」(近藤部長)

 メジャー仕込みともいえる脳の活性化によって成長した聖心ウルスラのエース右腕。2回戦は同じ宿舎の聖光学院(福島)との対戦だが、戸郷は「自分たちが倒すだけ」。もちろん、いいイメージは出来上がっている。 

最終更新:8/11(金) 12:30
東スポWeb