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慢性疲労状態の人が多い東京の勤務地 2位は「新橋・汐留」1位は?

8/11(金) 17:00配信

ZUU online

首都圏在住で、東京で働くビジネスパーソンの7割が慢性疲労状態である等、疲れの実態が明らかとなった。

この結果は、養命酒製造 < 2540 > が実施した「東京で働くビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査 2017」調査によるもので、6月21~22日の2日間にインターネット上で行われ、首都圏在住で、東京で働く20~59歳のビジネスパーソン1000名から有効回答を得た。

■男性より女性の方が疲れている? 勤務地によって疲れ具合に差も

現在の疲れの状態に関する質問では、全体の32.5%が「非常にあてはまる」、48.2%が「あてはまる」と回答しており、全体の80.7%が疲れを感じているという結果となった。「非常にあてはまる」と「あてはまる」と答えた人を男女別に見ると、男性は76.0%であったのに対し、女性は85.4%となっており、女性の方が疲れを感じている割合が高かった。

また、一晩寝ても疲れがとれないという症状についての質問では、全体の70.4%が「非常にあてはまる」、「ややあてはる」と回答しており、疲れをためこんだ「慢性疲労」の状態にある人は7割に上るという結果となった。こちらも男女別に見ると、慢性疲労状態にある男性は66.8%であったのに対し、女性は74.0%となっている。

勤務エリア別の回答結果を見ると、慢性疲労状態の人の割合が最も高かったのは「東京・丸の内エリア」となり、76.6%が慢性疲労状態にあるという結果となった。次いで「新橋・汐留エリア」が73.3%、「赤坂・六本木エリア」が72.0%となった。「東京・丸の内エリア」の結果を男女別に見ると、男性の73.4%に対し、女性は79.3%が慢性疲労状態であると回答している。オフィス勤めの憧れとして話題に挙がる事も多く、女性人気も高い「東京・丸の内エリア」であるが、実際に勤務している人の多くは慢性疲労状態にあるという結果となった。一方で「渋谷・原宿エリア」は65.1%、「神田・秋葉原エリア」が66.7%となっており、平均を大きく下回った。

リラックスしようとしてもできない、過緊張状態にある人の調査では、全体の57.7%がが「非常にあてはまる」、「ややあてはる」と回答した。こちらも男性の54.6%に対し、女性は60.8%と女性の比率が高くなった。また、エリア別に見ても、「東京・丸の内エリア」が最も高く、60.2%となっており、慢性疲労状態と同じく、過緊張状態の人の割合も高い事が分かった。「新橋・汐留エリア」が58.4%、「渋谷・原宿エリア」が57.6%と続いている。

■疲れの原因は「仕事の人間関係」が最も多く、女性は「温度」も疲れの原因に

東京で働くビジネスパーソンの多くが疲れを感じているという現状が明らかとなっているが、疲れによって心身にどのような不調が現れているかも調査されている。最も多かったのは「疲れやすい体質になった」で全体の48.5%が回答、「体力が衰えた」(47.8%)、「肩こりがひどい」(35.7%)が続いた。心身の不調の症状は男性が平均で3.0個抱えているが、女性は4.5個も抱えている事も明らかとなっている。女性の方が疲れを感じている割合が高かったが、症状でも男性より多くの不調を抱えている結果となった。また男性と比べ、「疲れが肌に出る」や「手足・体が冷える」、「顔や足がむくむ」といった項目では女性回答者の比率が高くなっており、女性特有の症状に悩むケースも多いようだ。

疲れの原因についての質問では、「仕事の人間関係」(43.6%)が最も多く、「仕事の内容」(40.9%)、「仕事の量」(31.5%)と続いた。それに加え、「気温・湿度」や「職場の空調」といった項目では、男性に比べ女性の比率が非常に高くなっており、生活・職場環境も女性にとってはストレスになっているようだ。

慢性疲労状態になれば、日々の仕事や生活にも悪影響を与えうる。慢性疲労状態の人はそうでない人と比べ、「集中力の低下によるミス」が2.6倍、「休日をだらだらすごしてしまう」が2.0倍、「イライラして家族や恋人と衝突」が2.5倍も高くなるという調査結果が出ている。日本経済の中心地、東京であるが、そこで働く人の多くは過度な疲れを抱えている事が分かった。政府は「働き方改革」を進めているが、疲れを感じる人の割合の低下につながる事に期待したい。また、労働時間の削減等だけで無く、職場の人間関係やオフィスの空調といった部分にも各企業が目を向ける事も重要であろう。(ZUU online編集部)

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最終更新:8/11(金) 17:00
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