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ラミDeNA、ババンと2位阪神と2差!小技連発しでっかい白星

8/11(金) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、ヤクルト1-6DeNA、18回戦、DeNA12勝6敗、10日、神宮)DeNAは10日、ヤクルト18回戦(神宮)に6-1で快勝した。1-1の八回に相手守備のミスをつき勝ち越すと、桑原将志外野手(24)のスクイズでたたみかけ、わずか1安打で2得点。アレックス・ラミレス監督(42)の掲げる「スモールベースボール」で勝機を逃さなかった。DeNAは連勝で4カードぶりの勝ち越し。11日から2ゲーム差で追う2位・阪神を本拠地ハマスタに迎える。

 『流れ』とはこういうものか-。細かいプレーの積み重ねと一さじの『ラッキー』が、DeNAに白星を運んだ。

 ラミレス監督「相手が失策した直後で、一気に流れが来たところ。どうしても1点が必要だった。『月間MVP』のことは考えなかったよ。あのスクイズがきょうのMVPのプレーだった」

 八回、敵失で1点を勝ち越し、なおも一死一、三塁の場面。月間打率・389と絶好調で7月の月間MVPを獲得した桑原に、指揮官は迷わず「スクイズ」のサインを出した。桑原もこれに応え初球を投手前へ。俊足の三走・梶谷が楽々と生還し、勝利を決定づけた。

 「あるな、と思っていた。勝たなくてはいけない試合。打つだけが全てじゃない。しっかり役割を果たしていくことが大事だと思っています」と桑原。大仕事を決め、充実の表情だ。

 八回の勝ち越し劇でキーマンとなったのは、ベテラン田中浩。先頭の戸柱が右前打で出塁し、梶谷が四球を選んだところで代打で登場。初球で投前へきっちり犠打を決め、現役最多の通算犠打を「298」に伸ばした。テンポのいい攻撃が続く倉本の一ゴロで、リベロの本塁悪送球を誘い、2-1と勝ち越していた。

 青山総合コーチは「ラッキーだが、その前に田中が1球で犠打を決めたことが大きい。監督が言うスモールベースボールのいいところが出た」。ラミレス監督が掲げる「凡事徹底」(当たり前のことを当たり前に遂行する)が生んだ『ラッキー』だった。

 連勝し11日からは2ゲーム差の2位・阪神との直接対決が待つ。「大きい勝利。変わらず一日一日、勝ちを積み重ねていく」と指揮官。冷静に、着実に上位を狙う。