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小学校教育の先駆け紹介 京都で「番組小」企画展

8/11(金) 20:10配信

京都新聞

 全国に先駆けて京都市内に誕生した小学校の歴史をひもとく企画展「京都番組小学校史入門」が、下京区の市学校歴史博物館で開かれている。当時の様子や学習内容、現在も引き継がれる住民自治の源流を紹介している。
 番組小は1869(明治2)年、町衆が資金を出し合い、市中心部に創設した日本初の小学校。室町時代の町組をルーツとする「番組」を学区とし64校が誕生、地域のコミュニティーセンターとしての機能も備えていた。2年後に番組小創設150周年を迎えることから入門編として企画。約90点を並べた。
 展示では番組小の創設からその変遷、学区制度の終わりまでを紹介した。番組ごとに色分けされた地図や学ぶ内容が書かれた日本で最初の小学課業表、点数が記載された試験簿のほか、試験に合格した者が進級する等級制から学年制に変わり、撮影されるようになった卒業写真、時代とともに拡大されていく様子がわかる淳風校(3月に閉校)の校舎の図面などがそろう。
 9月25日まで。水曜休館。有料。市内の小中学生は土日の入館無料。

最終更新:8/11(金) 20:10
京都新聞