ここから本文です

M再点灯にあぁサヨナラ…広島、ナゴヤDで“コイの病”5連敗

8/11(金) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、中日6x-5広島、18回戦、広島10勝6敗2分、10日、ナゴヤD)広島のマジック再点灯はならなかった。5-5の九回一死三塁。守護神の今村が、大島に中前へサヨナラ打を許して万事休す。今季3度目のサヨナラ負けに、4番・鈴木は悔しさをにじませた。

 「本塁打? どうでもいい。きょうみたいな失敗をしないように、反省してやっていきたい」

 2-1の二回二死一、三塁。八木の直球を左翼席に運ぶ24号3ラン。一時はリードを4点に広げて、優位に進めた。

 ところが先発・九里がピリッとせず、五回に追いつかれる。勝ち越しのチャンスだった九回一死一、二塁で、主砲のバットは明らかなボール球に空を切った。敗戦の責任を一人、背負い込んだ。

 この日の3打点で今季「85」とし、リーグトップをひた走る。球団では1997年のロペス(112)以来、日本人選手では95年の江藤智(106、現巨人打撃コーチ)以来22年ぶりの打点王も夢ではないが、個人タイトルは二の次だ。

 8日に点灯した優勝マジック「33」は、わずか一夜で消滅。この日も阪神が巨人に負けたため、勝てば「31」が再点灯していたが、持ち越しとなった。マツダスタジアムでは8勝1敗と“お得意様”の中日だが、ナゴヤドームではこれで引き分けを挟んで5連敗。5位のチームにジワジワと締め上げられている。

 緒方監督は「地元に帰ってしっかりと戦いたい」と、11日からの巨人戦(マツダ)に気持ちを切り替えた。2位阪神とは8・5ゲーム差で変わらず。鈴木も「まだ残り試合はありますから」と前を向いた。ホームランを打っても反省すべきところは反省する。2年連続Vにたどり着くまで、少しの緩みもない。