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阪神・藤浪、1軍昇格へ待ったなし!2軍戦5回1失点で“合格点”

8/11(金) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (ウエスタンリーグ、阪神5-3広島、10日、倉敷マスカット球場)不振で2軍調整中の阪神・藤浪晋太郎投手(23)が10日、“昇格テスト”となったウエスタン・広島戦(倉敷)に先発し、5回を4安打1失点。1軍昇格が決定的となった。1軍ではランディ・メッセンジャー投手(35)が巨人戦(東京ドーム)で右足を負傷。昇格へ、待ったなしだ!

 時はきた-。先発ローテが崩壊寸前の今こそ、この男の復活が首位広島を追う切り札だ。無期限でのファーム調整を続けてきた藤浪が、“昇格テスト”と位置づけられた広島戦で、5回4安打1失点。2四球3奪三振と粘りの投球をみせた。

 「いい球も悪い球もありました。抜ける球もあって、納得いかないところもありましたが、全体的にみればよかった」

 2度、雨で中断した悪条件だったが、最速156キロの直球とキレ味鋭い変化球を織り交ぜ、ピンチで踏ん張った。一回二死一塁で課題の右打者、メヒアを迎えると球が上ずり、四球を与えたが、後続は打ちとった。二回先頭の岩本にフルカウントから153キロを右翼席へたたき込まれたが、続く坂倉を152キロで空振り三振に斬るなど、追加点を許さなかった。

 掛布2軍監督は「(広島の)右打者2人に対しても、しっかり投げきっていた感じがした。僕は合格点。ここ(ファーム)でやることは終わったと思うよ」と“2軍卒業証書”を渡した。試合後は久保2軍投手チーフコーチと話し合いをもった。11日にも金本監督、香田投手コーチへ詳細な報告を行い、推薦する見込みだ。

 1軍の先発陣は、火の車。安定感抜群だった秋山は右太ももの張りで抹消されており、岩貞は不振で2軍降格。そしてこの日のメッセンジャーのアクシデント…。まさに、待ったなしだ。

 倉敷でメッセの負傷を伝え聞いた藤浪も、より表情を引き締めた。

 「(1軍に)呼ばれれば頑張ろうと思いますし、呼ばれなければ2軍で頑張るだけ。(昇格は)上の判断ですから」

 約2カ月間のファーム生活を「納得いった部分もある」と振り返った。復帰登板は16日の広島戦(京セラ)が有力。首位カープ追撃へ。かつてない苦しみを味わった23歳が、1軍で新しい姿を見せる。

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