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【信州人】ワールドカップジャパン実行委員会委員長・林映寿さん

8/11(金) 7:55配信

産経新聞

 ■「スラックライン」普及を

 「スラックライン」とは、綱渡りから発展したスポーツで、10年前にヨーロッパで生まれ、県内に入ってきたのは4年ほど前です。幅5センチしかない「ライン」と呼ばれるロープ上で技の難度や組み合わせ、美しさを競います。2分間にわたり繰り広げられる技は、無限の可能性を秘めている。

 小布施町で9月17、18の両日、アジアで初めてのワールドカップ(W杯)が開かれます。7、8カ国から30人近い選手が出場する予定で、国内からも10人くらい出場します。

 まだ歴史の浅いマイナーなスポーツですが、県内からも世界レベルの選手が育ってきた。ブラジルやチリなど南米の選手も実力を上げていて、厳しい戦いが予想されます。

 競技界全体の目標は、オリンピックの正式種目にすることです。レベルも選手層も年々厚くなっている。競技人口は世界中で300万人から330万人。国内では4万2000人といわれています。

 今回、信州で開かれるW杯をきっかけに、スラックラインの認知度を高め、選手が増えればうれしい。

 普及に向けて指導者の育成や、競技に親しめる環境を整備していきたい。

 スラックラインは小学生でも上達でき、1本のラインと2本の立木があれば楽しめるスポーツです。3世代で一緒に楽しむこともできる。

 上達するには、ライン上で静止できるようになることが大切です。体幹がしっかりしていないとできませんから。自転車に乗るのと同じで、一度、体が覚えてしまえば上手にできる。特別の技術は必要ありません。

 少しでも早く上達できるよう、プログラムを作りました。各地で体験会を開いていますが、多くの方に参加してもらってます。(太田浩信)

最終更新:8/11(金) 7:55
産経新聞