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南シナ海で米が3回目の航行の自由作戦 北めぐり対中圧力

8/11(金) 7:55配信

産経新聞

 【シンガポール=吉村英輝】ロイター通信は10日、米政府高官の話として、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島のミスチーフ(美済)礁にある中国が造成した人工島の12カイリ(約22キロ)内で、米駆逐艦ジョン・S・マケインが同日、「航行の自由」作戦を実施したと伝えた。

 南シナ海で実効支配を固める中国を牽制(けんせい)し、北朝鮮の核・ミサイル開発抑止に向けて、中国に影響力の行使を迫る思惑もありそうだ。

 トランプ政権は今年5月、今回と同じミスチーフ礁の人工島の12カイリ内で、航行の自由作戦を実施。7月には、南シナ海のパラセル(西沙)諸島のトリトン(中建)島付近でも行い、今回で3回目となる。

 中国は南シナ海で岩礁などを埋め立て、その周囲12カイリ以内を「領海」と主張。スプラトリー諸島では、ミスチーフ礁などに造成した人工島で、航空機の格納庫や滑走路の建設を進め、軍事拠点化している。

最終更新:8/11(金) 8:11
産経新聞