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ルンバのマップは売るの? 売らないの? iRobot社Vice Presidentに聞いてみた

8/11(金) 7:11配信

ギズモード・ジャパン

ルンバIoT化の真意を聞きました。

ルンバに久しぶりに新機種「ルンバ890」「ルンバ690」が登場しました。今回のアップデートによって、一部限定モデルを除きルンバは全機種がIoT対応します。2015年に発売されたフラッグシップモデル「ルンバ980」からエントリー機種におけるまで、スマホで繋がり、管理できるようになったのです。

【画像】ルンバのマップは売るの? 売らないの? iRobot社Vice Presidentに聞いてみた

おそらくIoTへの対応は、今後主流になっていくであろうスマートホーム構想を予見したものだと思われますが、同時にルンバが収集する家のマップデータのやり取りについて、不安視する声も聞こえてきます。果たしてiRobot社はマップデータを販売するのか。そしてデータをどのように使っていこうとしているのか。

iRobot社のテクノロジー部門Vice Presidentであるクリス・ジョーンズさんにお話をお聞きしました。

──今回発表された新機種(ルンバ890、ルンバ690)はIoT対応で、米国ではスマートスピーカーにも繋がります。これらはスマートホームにおいてどんな活躍をしてくれるのでしょうか。

これまでに2年ほど、我々はiRobot製品のWi-Fi接続性を確立しようと取り組み、広い意味で「スマートホームのエコシステムとの統合」に着手しています。例えばAmazon AlexaやGoogle Homeなどとの連携もその一つです。こうした、スマートスピーカーとの連携が取れるようになると、やはりユーザーとしては「楽」ですよね。例えば音声を通じて、家の中のどこにいてもロボットと楽に交信ができる仕組みも作れます。

今現在、そうした統合された製品展開は米国ではすでに実現しています。今後はAmazon AlexaやGoogle Homeが海外展開をする中、我々が主流としている製品も一緒になってグローバルで統合を図っていければと願っています。

──Amazon Alexa、Google Home以外のスマートスピーカーとの連携は計画されているのでしょうか。

今後のiRobot社の戦略、将来的な方向性としてはどんなコネクテッドデバイスであってもスマートホームの可能性を追求できるのであれば、積極的に検討していきたいと考えています。もしApple(アップル)がスマートスピーカーを展開すれば、iRobot社としても手を組んで何かやっていきたいという関心が出てくると思います。

また、他のメーカーでスマートスピーカーを展開したり、家庭用のコネクテッドデバイスを世に出すような会社が将来的に色々出てくるのであれば、そういった所ともパートナーとして前向きに考えて行かねばならないと思っています。消費者に価値を提供できるか、ありとあらゆる可能性を追求していきたいです。

そしてiRobotとしては、今現在具現化されているような領域よりも、はるかに広域に渡ったスマートホームにおけるロボットのあり方と、広いビジョンを持っています。

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