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レッドブル「今シーズン序盤の出遅れは、”風洞の閉塞”が原因」と認める

8/11(金) 8:27配信

motorsport.com 日本版

 新たな空力レギュレーションが導入された今季のF1。例年、空力面が強みだと言われていたレッドブルは、2013年以来のチャンピオンに輝く可能性が高いとの下馬評があった。しかし蓋を開けてみれば、プレシーズンテストの段階から、メルセデスとフェラーリに大きな遅れをとるような状況だった。

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 その後レッドブルは、ファクトリーでシミュレーションを行った結果、コース上で正常に働いていない部分を発見。ホーナーによれば、6月に問題が解決し、それがチームの計画を当初のモノに戻すことに成功したという。

「我々は本当に、劣勢の状態でシーズンインしてしまった。そのツールは、コース上で見たモノとは相関関係がなかったんだ」

 そうホーナーは語る。

「我々を惑わせたのは、主に風洞だった」

「風洞用のモデルとタイヤのサイズは、偽りの結果を出した。それはこれまで、非常に信頼されてきたものだったが、コース上と風洞実験結果、そしてCFDの間に、突然相違が生じたんだ」

「マシンが突然大きく、そして幅広くなったことで、風洞内で閉塞が生じてしまった。我々の風洞はそれにかなり敏感で、これまで生じたことのないような問題に見舞われた」

「それは我々に2カ月分の遅れを生じさせた。そして、2カ月半かけて元に戻した」

「もちろんすべての時間、回復するために全開で働いてきた。しかし、他のチームも立ち止まっているわけではない」

低ドラッグのコンセプトは維持

 レッドブルは、これまでストレートでの最高速不足を補うため、コーナリング性能に焦点を当てたマシンを開発してきた。しかし今季はここから脱却し、ドラッグの低い、最高速重視のデザインを選択した。

 ホーナーは風洞の相関関係の問題が解決された後も、この”低ドラッグ”のコンセプトにこだわっていたと語った。

「ホイールベースやマシンの基本的な概念は同じだ」

 そうホーナーは語った。

「それはただ、マシンがどう進化したかということだ。変更された進化の方向性は、マシンに良いパフォーマンスをもたらしている」

 大混乱となったアゼルバイジャンGPで、ダニエル・リカルドがレッドブルに今季唯一の勝利をもたらした。しかし、前半戦で獲得したコンストラクターズポイントは、メルセデスから173ポイント少なかった。

 しかしホーナーは、後半戦で強さを見せることができると確信している。

「スペインGP以降の各グランプリで、我々はマシンから、どんどんパフォーマンスを引き出せることができるようになってきた」

 そうホーナーは語った。

「前半戦では、我々は非常に良い進歩を遂げたんだ」

「我々はシーズン序盤に多くのポジションを失った。しかし、はるかに競争力のある後半戦になることを望んでいる」

Jonathan Noble, Erwin Jaeggi