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NY株大幅続落、北朝鮮情勢受け(10日)

8/11(金) 6:23配信

ロイター

8月10日木曜日-米国株式市場は、北朝鮮情勢を受けて大幅続落。ダウ平均の終値は204.69ドル安の2万1844.01ドルと2万2000ドルの大台を割りこんで引けました。S&P500種の終値は35.81ポイント安の2438.21ポイント、ナスダックの終値は135.460ポイント安の6216.872ポイントでした。北朝鮮の国営朝鮮中央通信は10日、北朝鮮が中距離弾道ミサイル4発を米領グアムに向けて発射する計画を8月中旬までに策定する方針だと報道しました。そして、トランプ大統領の「炎と怒りに直面する」との発言は、「全く無意味」としました。一方のトランプ大統領は10日、自らの「炎と怒りに直面する」との警告について、「十分に強硬でなかった」可能性があると話しました。投資家の不安心理の度合いを示すボラティリティー・インデックスは、この日一時16.17まで上昇し、5月18日以来の高水準となりました。この日も資産は、リスクが高いとされる株式市場から、比較的安全とされる金や円相場に流れました。個別銘柄ではマーケットのけん引役だったアップルが、この日は下げて3.2%安。米百貨店のメーシーズは10.2%安、同業のコールズも5.8%安。ともに既存店売上高が減少したことで売上高押し上げに向けた取り組みの遅れを巡り懸念が高まりました。7月卸売物価指数は前月比0.1%の下落。市場予想に反してマイナスへ転じました。8月5日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週比3000件増加し、24万4000件でした。市場予想を上回りましたが、基調としては依然、労働市場の引き締まりを示しています。ダウ平均の構成銘柄は、ほぼ全面安で引けました。下落したのはアップル、ゴールドマン・サックス、シスコシステムズなどで、上昇したのは、マクドナルド、コカコーラ、IBMの3銘柄のみでした。ロイターの我謝京子がニューヨークからレポート。

最終更新:8/11(金) 6:23
ロイター