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ライゾマティクス齋藤精一氏「スポーツは、もっとやれる」(NSBCレポート)

2017/8/11(金) 17:00配信

VICTORY

“スポーツの外”から盛り上げていく必要性

2016年3月29日、横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアムで行なわれた開幕戦での演出は、いちプロスポーツの枠を超えていた。まさにこれから試合が行なわれようとしているグラウンドに、選手とともにプロジェクションマッピングが映し出され、白馬が走り抜け、上空にはヘリが飛び、ゲートからは火柱が上がったのだ。

試合をせずとも、十分なコンテンツとなりえる。そんな演出を池田純・前社長とともに作り上げたのが、株式会社ライゾマティクスだ。様々なアーティストやイベントの舞台演出・技術サポートのみならず、東京五輪・パラリンピック招致のためのプレゼンテーション映像にも関わる、国内随一のクリエイティブ集団である。

そのライゾマティクス社の代表取締役である齋藤精一氏が、池田純氏がホストを務めるNumber Sports Business Collegeに登壇。スポーツにおけるエンターテイメント性創出の重要性を、池田氏と共に語った。(取材・文:竹中玲央奈、写真:荒川裕史)


ライゾマティクス社は、ナイキ社と共に「インタラクティブLEDバスケットコート」という企画・実施をした経験を持つ。これはLEDディスプレイで構成され、モーショントラッキング技術を組み合わせることで、選手の動きをリアルタイムで可視化するもの。2015年のグッドデザイン賞にも選ばれている。
https://design.rhizomatiks.com/works/nike_rise_house_of_mamba.html
このように、ライゾマティクス社はスポーツ分野にも積極的に進出している。今回の対談では、それらの事例についての他、「スポーツをどう盛り上げていくか」という部分に焦点を置いて対談が展開された。

「(スポーツという)コンテンツを持っているのだから、それを楽しく見せることは非常に重要」池田氏が述べれば、齋藤氏もそれに呼応する。

「スポーツは、1日に3万人以上を集めることができるすごいコンテンツ。これだけの人たちが飲み食いして『ああでもない、こうでもない』と語るような場所はほとんどない。吸引力がある。その中で、どうビジネスをしていくか。花火が上がるのもコンテンツかもしれないし、光を使った映像もそうかもしれない」

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最終更新:2017/8/11(金) 17:00
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