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マラウイ共和国の農業関係者、石巻青果市場視察 品質管理に関心

8/11(金) 15:40配信

石巻かほく メディア猫の目

 アフリカ・マラウイ共和国の農業関係者らがこのほど、東松島市赤井の石巻青果花き地方卸売市場を視察し、市場の果たす役割などについて研修した。

 日本の農林水産省に当たる農業・かんがい・水開発省かんがい局のサタヤ・ウィストン・マテヨ次長や、リロングウェ農業大のフィリ・スタンレイ主任かんがい技師ら4人が、県職員らと訪れた。

 石巻青果の及川佳洋取締役総務部長の案内で卸売り棟、花き市場、物流棟などを見学。及川部長から「卸売り棟では虫やほこり、直射日光を遮断するクローズド方式を採用している。床も表面硬化材を使用し、ほこりがたまらない」との説明を受けた。

 物流棟では「冷風機が約20台があり、暑くなる時期は18度に設定している。天井と壁には断熱材を使用し、冷気を逃がさない」との話を聞き、徹底した品質管理に関心を寄せた。

 熱心にメモを取ったり質問するなど、共和国の人たちにとっては実りのある研修になったようだ。

 研修は、県が独立行政法人国際協力機構(JICA)東北やNPO法人あぐりねっと21(仙台市青葉区)などと連携し、2010年度から進めている「みやぎ国際協力隊プロジェクト」の草の根技術協力事業・農業水利技術研修の一環。

 県はJICA青年海外協力隊員として、食糧や水の確保を課題とするマラウイへ農業土木技術職員を派遣し、農業かんがい分野の技術協力を行っているほか、マラウイから農業関係者らを受け入れている。