ここから本文です

ホークス柳田140メートル3ラン 初回バックスクリーン直撃27号

8/11(金) 6:02配信

西日本スポーツ

 「ギータ」×「完璧」は推定140メートル弾! 柳田悠岐外野手(28)が、10試合の長期遠征を締めくくる単独トップ弾だ。初回に唐川から先制の27号3ラン。「完璧」と胸を張るバックスクリーン直撃の一撃で、日本ハム・レアードとの1本差をキープ。東浜の先発試合では今季10本目となるアーチで、リーグ単独トップの12勝目を援護した。チームも2カードぶりに勝ち越し、7月31日からの長期遠征を6勝4敗で終えた。

笑顔を見せる東浜。7月月間MVP賞を受賞

 ■6戦ぶり弾巨先発で10発

 豪快な放物線が、幕張の夜空に向かって伸びた。スタンドインは問題ではない。飛距離に集中したファンの視線を集め、打球はバックスクリーン右の上部を直撃した。6試合ぶりの一発は、推定140メートルの先制27号3ラン。柳田のバットがいきなり猛威を振るった。

 初回1死一、二塁。唐川のカットボールを捉えた。「自分のスイングで完璧に捉えられた。甘い球にしっかりとスイングを入れ、いい角度で飛んだ。最初のチャンスをものにできて良かった」。本塁打と打点の2冠を走る男が「完璧」と言い切るほどの一発だった。

 左手親指を骨折した内川に代わり、7月27日の楽天戦から4番を務める。その内川はレギュラーシーズン中の復帰も微妙な状況だ。「今いるメンバーで必死にやっていくしかない。内川さんの穴はなかなか埋められないけど、やるしかない」と責任感を募らせる。

 もちろんギータらしさも忘れていない。千葉3連戦の初戦だった8日。練習前にロッテのサントスと2人で記念撮影をした。仕掛け人はデスパイネだった。柳田とサントスの“接点”は、6月6日のヤクルト戦で柳田が放ったボテボテのサヨナラ内野安打にあった。

 この一打をデスパイネはうれしそうに「サントスだ!」と冷やかしていた。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でサントスが見せたような「走り打ち」だったからだという。ようやく実現したツーショットに、デスパイネも満足そうに笑みを浮かべた。

 昨年は優勝争いの最中に右手薬指を骨折し、離脱した。この日も初回に先頭の加藤のフライをダイビングキャッチした際に左手を強打。工藤監督も「一瞬、去年のことも思い出して」と冷や汗だったが、2死後にも角中のフライに飛びついて好捕する姿を見せた。

 その後も出場を続け、9回の守備で交代。試合後はアイシングを施した姿で「大丈夫です」と強調した。リーグ単独トップの12勝目を挙げた東浜の先発試合では今季10発目。先発の柱に成長した右腕を援護した柳田は「満身創痍(そうい)です。無理やりでもやるしかない」と続けた。

 6勝4敗と勝ち越した12泊13日の長期遠征も終わり、きょう11日にようやく福岡に戻る。「ゆっくり休んでまた頑張ります」。楽天戦で26号ソロを放ったレアードとの1本差もキープ。3冠も視界に捉える4番打者が、バットでチームを頂点に導く。

西日本スポーツ

最終更新:8/11(金) 6:02
西日本スポーツ

スポーツナビ 野球情報