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汚水をろ過し再生目指す 日大工学部が「ロハスの花壇」で実験

8/11(金) 13:08配信

福島民友新聞

 日大工学部は10日、下水を浄化する処理装置「ロハスの花壇」を使った実証実験を、郡山市湖南町にある市湖南浄化センターで始めた。汚水をろ過して再生する技術に加え、緑化や汚泥の堆肥化を同時に行うシステムの確立を目指す。

 ロハスの花壇は約400平方メートルあり、小石や砂、活性炭などを水質浄化用のろ材として活用し、3段構造で段階的に下水を浄化する仕組み。

 同学部は下水や下水汚泥の浄化処理を行うことで、性能や水質などを調査する方針で、専用の設備を用いる従来の処理と比べ、費用の削減が見込めるとしている。

 また、ろ過した水でヒマワリなどを育てるほか、汚泥を堆肥にするシステムを構築するため、当面は来年度も実験を続ける予定。

 同学部と昨年、下水道事業に関する連携協定を結んだ郡山市が実験の場所を提供した。同学部の中野和典土木工学科教授は「次世代の下水処理システムとして、郡山発の新技術を発信していく」と語った。

福島民友新聞

最終更新:8/11(金) 13:08
福島民友新聞