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本当にいた!「機密費」目当てに近づくやから…官房長官の“断り方” 「上手に言わないと人間関係が…」

8/14(月) 7:00配信

withnews

 内閣の中でも「実力者中の実力者」と言われる官房長官。巨額の機密費目当てに「すり寄ってきた」きた人にはどう対処するのか? 連日、開かれる記者会見を見る時の「ヒント」は? 官房長官経験者に話を聞きました。(朝日新聞政治部デスク・林尚行)

【動画で超解説】官房長官経験者に聞いてみた…「官房機密費」の使い方、断り方

気をつけていたことは?

 話を聞いたのは、第1次安倍政権で官房長官を務めた塩崎恭久衆院議員です。

――総理大臣を支えるこの官房長官という役職ですが、最も気をつけていたことは何でしょうか?

「まず1日2回、記者会見があります。ここが、国民との接点になるので、官房長官室で色んな打ち合わせをします。できる限り5階の官房長官の部屋から会見の部屋まで行く間に気分を切り替える。明るく元気に国民にメッセージを送るように、頭の切り替えをしていくことを、一番、気をつけていました」

最も印象に残っている会見は?

――官房長官をされていた中で、最も印象に残っている記者とのやりとりは?

「全く準備しないで、聞かれることが時々ありまして。2006年、レッドソックスに松坂大輔投手が移籍することについてどう思うか、聞かれました。あまり知らなかったので、やや苦し紛れではありましたが、レッドソックスがずいぶん強くなってきていた、そういうところに日本人のメジャーリーガーとして行く人が出てきたって言うのが大変うれしかったので、そういうこと申し上げました」

機密費目当てで寄ってくる人は?

 次は……気になる官房機密費費について。

――ぶっちゃけ、機密費目当てで寄ってくるような人というのはいるんでしょうか?

「機密費は、国益のために有効に使うと言うことが基本です。従ってそれに反するような使い方を、何となくお願いをしてくるような人も、なかったわけではないよな記憶が、薄らあります」

――そういうときはどうやってお断りするんですか?

「なるべく失礼がないように、しかし、国益にかなっていないんだったらやっぱりそれは申し訳ないんだけれども、そういうことにはならないっていうことは明確に言わないとおけない。と思いますが、上手に言わないとやっぱり、人間関係が大事ですし、官房長官が自ら、人間関係を難しくするようなことではいけないので。そういうところはまあ注意をしながら、やってきたというところであります」

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最終更新:8/14(月) 7:00
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