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「戦時中の恐怖」児童に伝える 静大生、静岡空襲を解説

8/12(土) 8:05配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡大教育学部で社会科教育を専攻する学生が11日、静岡平和資料センター(静岡市葵区)で小学生向けの公開講座「大学生と学ぶ静岡空襲」を開いた。学生は午前と午後の部に分かれ、7月中旬から練ってきた指導案を元に講座を展開した。

 午前の部には静岡市内外の小学生と保護者約30人が参加した。講師役の学生が、同センター収蔵の史料や写真を用いながら、静岡空襲の概要や当時の子供たちの暮らしを解説した。

 「なぜ空襲の被害は大きくなったのか」「なぜ静岡の学校に東京や名古屋の子供もいるのか」といったクイズ形式の問いには、集まった児童が積極的に発言し、講座は盛り上がりを見せた。同大の井嶋優衣さん(21)は「子供が熱心に参加してくれるよう試行錯誤したことがうまくいった」と振り返った。

 そのほか、当時の子供が使った本物の教科書やカルタなどに直接触れる機会も設けられた。

 静岡市立番町小6年の女子児童(11)=葵区=は「いつ空襲に遭うか分からない当時の人々の恐怖心が伝わった」と話した。

静岡新聞社