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茨城県知事選 3候補、県南・西を遊説

8/12(土) 10:00配信

茨城新聞クロスアイ

27日投開票の知事選は選挙戦2日目の11日、立候補している無所属現職の橋本昌氏(71)、無所属新人の大井川和彦氏(53)=自民、公明推薦、無所属新人の鶴田真子美氏(52)=共産推薦=の3人が3連休初日の街頭に繰り出し、それぞれ県南地域や県西地域を回り、商業施設近くや駅前などで支持を訴えた。

■首長らと継続強調 橋本氏
橋本氏は県西地域の公共施設や駅前を中心に遊説を行った。告示日のスーツとネクタイ姿から半袖シャツに着替えて軽装になったものの、時折汗を拭いながら走り回って有権者に支持を呼び掛けた。

筑西市内の遊説では「産業機械メーカーのファナックを誘致し、600人の雇用が生まれる。ようやく建設方針がまとまった新中核病院は医師、看護師探しに力を入れる」と強調。民進党衆院議員の福島伸享氏は「腐敗しているのは今の与党」と応援演説した。

駆け付けた同市の須藤茂市長は「知事に頑張ってもらわないと筑西市は10年遅れる」、結城市の前場文夫市長は「橋本氏でないと困る」と後押しした。

筑西市の主婦(74)は「茨城をさらに伸ばす人を選びたい」。結城市の70代女性は「結城にも福島からの避難者がいる。原発は遠いが心配」と話した。(黒崎哲夫)

■安心安全を最優先 大井川氏
大井川氏は自公の国会議員や県議団とともに、「やや苦戦気味」(陣営幹部)とする県南地域での知名度アップに奔走した。

つくば駅前には約800人(陣営発表)が集まり、大井川氏は医師不足を例にしながら「安心安全の確保は最優先で取り組む」と強調。「新しい茨城の扉を開かせてほしい」と訴えた。有権者に駆け寄って握手して回り、恒例の参加者全員での記念写真に収まった。

現職候補を意識した「7選阻止」の旗が会場に掲げられる中、推薦する公明党の石井啓一国土交通相も応援に駆け付け「茨城は潜在力はあるが力を発揮できていない。そろそろ新しいリーダーが必要だ」と主張、候補者とともに街頭4カ所で応援弁士を務めた。

2児を連れて耳を傾けたつくば市の主婦(39)は「子どものために医療や教育の充実を願っている」と話した。 (戸島大樹)

■大型開発まっぴら 鶴田氏
鶴田氏も県南地域を中心に選挙カーを走らせ、休日で人が多く行き交う土浦市内のスーパー前やJR土浦駅前などで街頭演説を行い、支持を訴えた。

土浦市民会館前では、イベントに集まった人たちや支持者らと握手や写真撮影などで交流し、「人の命が優先の県政を目指す」などと演説した。

また、応援に駆け付けた元衆院議員の二見伸明氏が「県民と一緒になって同じ目線で闘ってくれる」と後押しした。

夕方の同駅前では「県税は県民のために使われなければならない。大型開発はまっぴら」などと声を張り上げ、駅の利用者らに支持を呼び掛けた。

演説を聞いていた土浦市の主婦(69)は「私たち有権者と同じ考え方や感覚を持っている人に投票したい。県内各地のまちを活気づけてほしい」と話していた。(成田愛、高阿田総司)

茨城新聞社