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「巨匠」も最後の夏 神戸国際大付応援団、気合の丸刈り

8/12(土) 9:41配信

朝日新聞デジタル

 第99回全国高校野球選手権大会で、夏の甲子園の初勝利に挑む神戸国際大付。12日の北海(南北海道)との初戦を前に、スタンドで応援する3年生たちが「もう一度気持ちを統一しよう」と、バリカンで気合の丸刈りにしていた。

 散髪役は大野拓郎君。1年生の時から先輩や同期の髪を刈り、その手さばきのうまさからいつしか「巨匠、髪刈って」と頼まれるようになった。「丸刈りにするのもこれが最後かと思うと寂しいです」

 刈られていたのは、応援団長の塩見侑君。春の県大会まで応援団長だった寒川豪(たける)君がベンチ入りし、大役が回った。

 兵庫大会の初戦はやる気が空回り。その夜、寒川君に相談すると「応援をやらせるんやなくて、やりたいようにやったらええ」と言われ、気が楽になった。「競ったときは応援が力になる」。そう信じてアルプスに立つ。

 3年間の集大成。宿舎では時間を惜しむように、会議室でバットを振ったり、相手校の映像を研究したりする選手の姿も。みんな頑張れ!

 短夜やバリカンを駆るやさしき手(森田貴之)

朝日新聞社