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【高校総体】阿部一二三の妹・詩、オール一本で初優勝「ホッとしました」

8/12(土) 5:04配信

スポーツ報知

◆全国高校総体 第15日(11日、福島・郡山総合体育館ほか)

 全国高校総体(インターハイ)第15日は11日、福島・郡山総合体育館などで5競技が行われ、柔道の女子52キロ級は阿部詩(うた、兵庫・夙川学院2年)がオール一本勝ちで初優勝。女子団体戦は桐蔭学園(神奈川)が男子に続いて制した。28日開幕の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)団体戦代表の素根輝(そね・あきら、2年)擁する福岡・南筑高は準決勝で敗れた。

 日本女子期待の星が念願のタイトルを手にした。阿部は世界選手権男子66キロ級代表の兄・一二三(20)=日体大=をほうふつとさせる豪快な柔道で、全5試合を一本勝ち。「どうしても取っておきたかったタイトル。うれしいというよりホッとしました」と白い歯を見せた。

 2月のグランプリ・デュッセルドルフ大会で国際柔道連盟主催の「ワールドツアー」を史上最年少の16歳で制したが、昨年のインターハイは1回戦負け。「油断や隙があった」と猛省した。3位で世界選手権代表入りを逃した4月の全日本選抜体重別選手権後、一本背負いなど立ち技を強化。松本純一郎監督が「高校生のできる柔道じゃない。心も体も技も別人になった」と目を見張る強さを身に付けた。

 3月の全国高校選手権との2冠にも満足はしていない。「東京五輪は絶対に自分が出ると心に決めている。次はシニアで日本一を目指します」。兄妹での五輪出場に向け、気合を入れ直した。(林 直史)

最終更新:8/12(土) 5:04
スポーツ報知