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<世界陸上>名誉とプライド取り戻す 200金スキッパーズ

8/12(土) 18:48配信

毎日新聞

 陸上の世界選手権は第8日の11日、ロンドン競技場で行われ、女子200メートル決勝はダフネ・スキッパーズ(オランダ)が22秒05で2連覇を達成した。

 欧州の短距離女王が2連覇をもぎ取った。スキッパーズは「金メダルを取れたのは素晴らしい。非常に満足している」。今大会は100メートルも銅メダルだが、それを上回る色をつかんで喜びに浸った。

 滑らかにスタートし、カーブから勢いに乗った。直線に入った時点で先頭。今大会100メートル銀メダルのタルー(コートジボワール)が食い下がったが、差を詰めさせない。胸を突き出してフィニッシュし、0秒03差の競り合いを逃げ切った。勝利を確かめると、トラックに寝転んで余韻を楽しんだ。

 178センチ、62キロのスラリとした体格の25歳。前回の2015年北京大会は世界歴代3位の21秒63をマークし、1979年に達成された欧州記録を更新した。室内も含めて60メートルから200メートルの欧州女王になった経験もある。現在はスプリント種目が中心だが、13年モスクワ大会は七種競技で銅メダリストに輝くほどマルチな才能の持ち主。母国オランダにはその功績をたたえて彼女の名前が付けられた橋もあるという。

 昨夏のリオデジャネイロ五輪は銀メダルに終わった。「勝つことが非常に重要だった。去年は最も簡単な年ではなかった」と振り返ったスキッパーズ。名誉とプライドを取り戻した。【新井隆一】

最終更新:8/12(土) 21:28
毎日新聞