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【世界陸上】日本400リレー、サニブラウン回避でも金取れる!

8/12(土) 5:04配信

スポーツ報知

 【ロンドン10日=細野友司】史上初の金メダルを狙う男子400メートルリレーを、男子200メートル決勝で右太ももを痛めたサニブラウンが欠場する見込みとなった。日本代表の伊東浩司監督(47)が明かした。サニブラウンが入る可能性のあった第1走者は多田修平(21)=関学大=、アンカーはケンブリッジ飛鳥(24)=ナイキ=が走る見込み。予選(日本時間12日午後6時55分)の組分けも発表され、日本は米国、英国などと同じ1組に入った。

 史上初の金メダルを狙う男子400メートルリレーは、サニブラウン抜きの戦いを強いられる。10日の男子200メートル決勝後、日本チーム幹部らが会場併設のサブトラックで、痛めた右太ももの状態を確認。日本選手団の伊東監督は「現時点では使わない。大切な選手なので」と説明。米フロリダ大進学を控えていることもあり、苅部俊二・五輪強化コーチ(48)は「彼のこれからを一番大事にしたい」と強調した。

 サニブラウンが入るはずだった第1走者は多田、アンカーはケンブリッジが務める見通し。第2走者は飯塚翔太(26)=ミズノ=、第3走者に桐生祥秀(21)=東洋大=の布陣が有力だ。勝敗の鍵を握りそうなのが、バトン技術に定評のある藤光謙司(31)=ゼンリン=の起用法。英国入り後も好調をキープしており、13年モスクワ大会、15年北京大会で務めた第2走者に起用し、飯塚をアンカーに回す手もある。

 16年リオ五輪決勝(山県―飯塚―桐生―ケンブリッジ)で37秒60のアジア新をマークして銀の日本は、有力V候補。ただ、予選から気の抜けない展開が続く。予選は、いずれもベスト37秒台の強豪・米国、英国、トリニダード・トバゴと同組。上位3チームか4着以下のタイム順上位2チームに入る必要があり、大きなミスがあれば命取りになりかねない。世界最速のウサイン・ボルトのラストレースとなるジャマイカ、アジア記録奪回に燃える中国は別組だが、決勝では強敵となりそうだ。

 ◆サニブラウンに聞く

 ―コーナーまではトップ争いができていた。

 「メンバー的に100メートルを自分より速く走る人はいないと思ったので、前半から行った。脚も痛くなくて回せていたら違っていた。調整も含めて、世陸は一番強い人が勝つ。いくら速いPB(自己ベスト)を持っていても、全部のラウンドを走りきらないと意味がないと肌で感じた」

 ―日本人の決勝進出は14年ぶり2人目だった。

 「歓声の大きさも違うし、登場の仕方(1人1人呼ばれ、パフォーマンスして入場)も違う。この年で経験できて良かった。100メートルでも味わいたかった」

 ―世界との距離はどう感じているか。

 「距離とかは考えたことがないけど、ここまで戦えてコーチやトレーナー、親にも感謝したい。勝てれば、(100メートル)9秒も(200メートル)19秒もいらないと思っている」

最終更新:8/12(土) 7:53
スポーツ報知