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ラカイン州に数百人の部隊増派=ロヒンギャ問題、衝突懸念も―ミャンマー

8/12(土) 17:17配信

時事通信

 【バンコク時事】イスラム系少数民族ロヒンギャ迫害問題で不穏な情勢が続くミャンマー西部ラカイン州をめぐり、政府と国軍は数百人規模の国軍部隊を現地に増派するなど、治安対策の強化に乗り出した。

 ただ、反政府武装集団との衝突など情勢の一層の悪化を懸念する声も上がっている。

 政府は11日発表した声明で、ラカイン州で「過激派がテロ活動を活発化させている」と指摘。9日までに59人が殺害され33人が行方不明となり、その多くは政府に協力しているとみられた村長らだという。政府は「国軍と協力し、活発化するテロ活動を鎮圧する」と表明した。

 声明は増派部隊の規模には触れていないが、地元メディアなどによると、数百人に上るとされる。

 部隊増強に対し、ミャンマーの人権状況に関する国連特別報告者の李亮喜氏(韓国出身)は11日声明を発表し、「大きな懸念」を表明。「政府はラカイン州の治安情勢に対処する上で、治安部隊があらゆる状況で自制し人権を尊重するよう保証しなければならない」と警告した。 

最終更新:8/12(土) 17:20
時事通信