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「作文が書けない!」という子どものために、親が手助けできること

8/12(土) 16:40配信

投信1

作文が書けないのは「何を書けばいいかがわからない」から

夏休みの宿題で最後まで残しがちなのは、自由研究と読書感想文ではないでしょうか。読書感想文にかぎらず、あらゆる作文が苦手だという子どもは少なくないようです。何が、作文を苦手にさせているのでしょうか。

文章の書き方については多くの参考書や演習書が市販されています。段落の最初は1字下げる、句読点を文頭にもっていかないなど、原稿用紙の使い方についてもの。文体や文字を統一する、あるいは起承転結などの文章構成についてのものなど、さまざまに解説されています。

これらを何冊読んでも、1字も書けずに困っている子どもは少なくないのです。

作文が書けないと悩む原因は、「書き方がわからないのではなく、何を書けばいいかがわからない」からだと言う塾講師がいます。200字作文から、大学受験用の自己推薦文、課題論文まで、書けないと悩む子どもたちの指導に当たった経験からの発言です。

文章化の前に、テーマから浮かぶことをできるだけ多く書き出す

たとえば、「自然のある暮らし」というテーマが与えられたとします。まず自然という言葉がピンとこない、あるいは自分には関係がない、としか思わないことが多い。そのため文章にする前の段階で、立ち往生しているのだと言います。

では、どうすればいいのでしょうか。

まず、自然という言葉から浮かぶことを、何でもいいから書き出すように言います。ジャングル、故郷、風水害、地震、動物、無添加食品……作文の出題意図を離れてもいいから、自由に思いつくものを、できるだけ多く書き出させます。

次に、書き出したなかから出題者の意図に合いそうなものを選ばせ、選んだ理由、それについて過去に体験したことがないか問いかけます。

この2ステップで、とりあえず「何を書いたらいいかわからない」状況から抜け出す糸口はできたわけですから、あとは参考書にある書き方に合わせて文章にしていけばいいのです。

読書感想文でも、同じです。高校で出題される論文は少し異なる部分がありますので、ここでは小・中学生を対象に読書感想文(作文)について説明します。

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最終更新:9/2(土) 23:00
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