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北朝鮮がグアムを狙う理由は「日米同盟“3本柱“の一つを破壊すること」 集団的自衛権発動の可能性も

8/12(土) 7:14配信

AbemaTIMES

 10日朝、北朝鮮がミサイルを同時に4発発射してグアム周辺に着弾させる計画の具体的な内容を発表した。中距離弾道ミサイル「火星12」をグアム島から30~40kmの水域に着弾させるというもので、飛行距離3356.7km、飛行時間1065秒(17分45秒)。北朝鮮はこの計画が8月中旬までに完成するとしている。

 トランプ大統領は9日、Twitterに「大統領としての最初の仕事は核戦力の刷新と近代化だった」「今は最強になった」「使わないことを願うが、アメリカは常に世界最強の国家だ」と投稿、核攻撃の可能性を示唆している。また、マティス国防長官は9日に発表した声明で「北朝鮮は体制の終わりや国民の破滅につながる行動の検討をやめるべきだ」と牽制した。北朝鮮の計画発表は、これらの発言を受けてのものとみられている。

 今回標的となったグアム。広さは淡路島より一回り小さい程度の島で、リゾートのイメージが強いが、実は面積の3分の1はアメリカの軍用地。東アジアからオーストラリア方面まで、あらゆる場所を見渡しやすく、“有事“の時に対応しやすいことから、米航空部隊の出発拠点になっている。日本からは飛行機で4時間弱ということもあり、年間およそ70万人の日本人観光客が訪れてており、およそ4400人が在住していると言われる。

 米朝間で過激な言葉の応酬が続く中、グアムのカルボ知事は「パニックに陥る時ではない。非常に好戦的なリーダーからいろいろな発言が出ているが、現時点でここの安全には何ら変わりない」とコメント。グアム大学の元学長も、TVリポーターの「怖いか?」という問いかけに「迎撃してくれるTHAADシステムを信頼している」と答えている。

 一方、住民たちの反応は様々だ。住民は「怖くない人なんているの?誰もが怖がっている。でも私たちはなすすべがない」と、不安を吐露する。グアムで旅行会社を経営するケン芳賀氏はAbemaTVの取材に「話題にはなっているが、恐怖は感じていない。あまり情報が出回っていないというとことと、軍に対して信頼をしているからだろう。日本のメディアを見て、大げさだと感じた」と話す。

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最終更新:8/12(土) 7:37
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