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Uターン狙い空振り 対馬市企業説明会 来場者は島内の50、80代の男性2人だけ 20業者「開店休業」 担当者「ふがいない」

8/12(土) 11:11配信

長崎新聞

 お盆に合わせ島外から帰省した人のUターン就職を促そうと、長崎県対馬市が11日、一日限定の合同企業説明会を同市内で開いたが、参加した地元の20業者に対し、来場した求職者は島内の2人だけにとどまった。帰省ラッシュのピークに開催日が重なったことが要因。市の担当者は「ふがいない結果になってしまい大変申し訳ない」と参加業者らに陳謝した。

 お盆時期の合同企業説明会は、市農林水産部が2015年に始め、今年はU・Iターン対策を担う市しまぐらし応援室が、農林水産業以外にも職種を広げて開催。観光や建設、介護などを含めた20業者から計約30人の採用担当者が出席した。

 厳原町の市交流センターでは、午後1時から3時間、各事業者がブースを設置し求職者を待ち続けていたが、訪れたのは島内の50代男性と80代男性の2人だけ。採用担当者からは「開店休業じゃないか」とのぼやきが上がった。

 帰省ラッシュの11日に開催した理由について、市の担当者は「回を重ねるうちに『山の日(8月11日)は企業説明会の日』と覚えてもらえるのではと考えた。今後、開催日や周知方法を検討したい」と述べた。15年は14日、16年は13日に開いていた。

 本年度の対馬市内の有効求人倍率は毎月1倍以上で、最新の6月時点では1・31倍(長崎県内全体の季節調整値は1・16倍)。求人数が求職者数を上回る「働き手不足」が起きている。

長崎新聞社

最終更新:8/12(土) 11:49
長崎新聞