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ピンチの銭湯業界を救え!奮闘する若者たち

8/12(土) 20:25配信

AbemaTIMES

 「おばちゃんたちが背中を向かい合わせにして話すというのがすごく面白くて。体験した一瞬一瞬を描きおこしたい。建物だけじゃなくて、人がどういうふうに過ごしているのかを描くのが大切かなって思って」。

 前の職場で過労によって倒れた時に支えとなったのが銭湯だった。その人気を復活させ、恩返しをしたいという思いがあるという。「絵を描いてみたり、別の切り口でやっていくというのが若い人ならではかもしれない」。

■「はだかの学校」で交流

 「明治の頭か江戸の終わりくらいからあったんじゃないかと言われている」というのが、東京・上野にある日の出湯。オーナー・田村祐一氏(36歳)によると、「古代ヒノキという、樹齢1000年以上といわれるヒノキ」を使った浴槽が自慢だ。

 今年から日の出湯では「はだかの学校」というイベントを開催して若者を集客している。銭湯を学校に見立てて、先生も生徒も裸で授業を行うというユニークな取り組みだ。先生役は地域の人が中心で、内容は人生経験や雑学、落語と様々だ。

 田村氏は「今の若い人が銭湯に行くことはそんなにないと思う。イベントを通して銭湯に行く理由というか、行くきっかけになったらいいなと思って」と話す。若い人と年配の人が交流することで地域が活性化し、客も増えているという実感もあるようだ。

 温浴施設経営コンサルタントの太田広氏は銭湯業界の現状について「厳しい。まず後継者がいない。経営にも結構、体力がいる。それで本当にやっていけなくなって廃業するオーナーもいる。そういう中で、20代、30代が頑張ってくれているのはすごくいい」と若者たちの取り組みを評価した。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

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最終更新:8/12(土) 20:25
AbemaTIMES