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石巻の未来、思い巡らせ花描く 3.11アートファンタジア

2017/8/12(土) 16:27配信

石巻かほく メディア猫の目

 東日本大震災から6年5カ月となる11日、震災復興を祈念するアートイベント「3.11アートファンタジア2017石巻・東京」(花とアートで再生復興プロジェクト委員会主催)が、石巻小体育館で開かれた。

 参加者は真っ白なロール紙に色とりどりの花を描き、復興への歩みを進める石巻の未来に思いを巡らせた。

 会場には、日本製紙石巻工場から提供を受けた幅1メートル50センチ、長さ20メートル以上のロール紙が並べられた。東北工業大や武蔵野大(東京)の学生らの協力の下、参加者はハケや段ボールなどを活用し、大きな花の絵に黄色や水色、ピンクなどのアクリル絵の具を塗った。

 石巻市山下小3年の木村悠瑞(ゆず)さん(8)は「イベントには去年も参加した。絵が大きいので、色を塗るのは楽しい」と笑顔を見せ、妹で同小1年の璃穂(りお)さん(6)は「自分で色を作るのも面白い」と語った。

 会場ではクラフトバンドといったワークショップ、能楽の心と癒やしプロジェクト(東京)の能楽披露などもあった。

 石巻市出身の委員会代表佐久間智子さん(71)は「文化やアートは楽しいし、その力は強い。(イベントを通じ)石巻を次の時代につなげていけたらいい」と話していた。

 ロール紙の作品は12~25日、イオンモール石巻2階で展示する。13日は午前10時~午後3時、花の名画の模写に貼り絵をするワークショップを開く。20日は東京でシンポジウムを開く。

 アートイベントは、2015年から実施しており、復興庁の心の復興事業に採択されている。