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早くも批判を浴びる本田圭佑 メキシコデビュー戦で求められる一発回答

8/12(土) 18:10配信

VICTORY

世界的に大きな話題となって本田圭佑のパチューカ移籍。しかし、前期リーグが開幕したが本田は負傷のため、出場できていない。それなのに現地では、開幕3連敗の責任を期待の外国籍選手に求める声があがり始めている。

文=池田敏明

契約発表から1カ月、いまだ出場機会なし

7月14に本田圭佑がパチューカとの契約を発表してから、1カ月が経過した。メキシコではすでに17-18シーズン前期リーグが開幕しているが、本田は今なおパチューカでのデビューを飾れていない。加入直後から足の違和感を訴え、チームのトレーニングにも合流できていないのだ。

本人は7月24日付けの自身のツイッター(@kskgroup2017)で「I heard that I need 3 to 4 weeks but I think that I can come back earlier than expected. I feel good.((全治までに)3、4週間かかるそうだが、予定よりも早く復帰できると思う。経過は良好だ)」とツイートし、早期回復をアピールしていたが、実際にはその逆だった。8月に入っても欠場が続き、10日は精密検査を受けることに。そしてチームドクターのフェルナンド・マルケス氏は、検査結果について次のように報告した。

「彼は右足のヒラメ筋を損傷した状態で加入した。この3週間で状況はだいぶ良くなっており、ケガの程度はだいぶ軽くなっている」

そして、今後の予定についてはこのように語った。

「数日中にはピッチでのトレーニングの量を増やすことができるだろう。来週月曜日(8月14日)からは、別メニューでのトレーニングができるはずだ。ベラクルス戦かティファナ戦の頃までには試合ができる状態になるだろう」

ベラクルス戦は8月22日(火)、ティファナ戦は8月25日(金)に予定されている。興行面を考えればホームのベラクルス戦で華々しくデビュー、といきたいところだが、筋肉系のケガだけに慎重を要する。ちなみに、加入当初は標高約2400メートルという高地への順応を不安視する声もあったが、すでに現地で1カ月間生活していることを考えると、身体的な適応は済んでいると考えるのが妥当だ。

それより、8月は試合が立て込んでいるため、全体練習に合流できたとしても、チームに順応し、じっくり戦術を練り上げる時間がないことのほうが不安だ。いずれにしても、ディエゴ・アロンソ監督が彼を信頼して起用してくれるかどうか、という根本的な問題はあるものの、アウェイのティファナ戦でメンバー入りし、状況に応じて途中投入されてメキシコデビュー、というのが現実路線ではないだろうか。

そうなると、気になるのは8月31日(木)に予定されている2018年ロシア・ワールドカップのアジア最終予選、オーストラリア戦に間に合うかどうか、そもそも本田がこの試合と9月6日(水)のサウジアラビア戦に向けたメンバーに招集されるかどうか、という点だ。過去の実例から判断する限り、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は間違いなく本田をメンバーに加えるはず。「2、3試合に先発出場することを前提として考えたい」と海外組へのノルマを明かしているが、この言葉を額面どおりに受け取るわけにはいかない。パチューカでの状況がどうあれ、本田は確実に招集され、ほぼ“ぶっつけ本番”で日本代表が迎える大一番に挑むことになるだろう。

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最終更新:8/12(土) 18:10
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