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ホンダF1、パワーユニットのコンセプト一新という”挑戦”を過小評価していたと認める

8/12(土) 18:38配信

motorsport.com 日本版

 今シーズン、ホンダのパワーユニット(PU)は信頼性の低さと、パワー不足に苦しんでいる。しかし、今年に向けて一新したPUのコンセプトについては信頼を失っておらず、来年もこのコンセプトを継続するようだ。

【写真】ハンガリーGPでは、ダブル入賞して夏休みに入ったマクラーレン・ホンダ

 現在、ホンダは通常の開発に並行して、2018年に焦点を当てた研究プログラムをいくつか進めている。

 ホンダのF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介氏は、PUを一新するという動きは”とても高いリスク”があると2月に語っていたにもかかわらず、ホンダはコンセプトを変えるという挑戦を過小評価していたと認めた。

「コンセプトについて言えば、我々はそれ(コンセプトの一新)を過小評価していました」と、長谷川氏はmotorsport.comに述べた。

「安定させるのに少し時間がかかってしまいましたが、私たちはそれを克服しなければならない段階だったと理解しています。非常に困難でした」

「十分な準備期間があると思ったので、今年用のPU開発を(昨年の)5月に開始したのですが、1年では不十分でした」

「理論的に言えば、私たちはすでにいくつか、素晴らしい進歩を達成しています。私たちは目標の中間地点までは来ていますが、トップランナーたちに追いつくためにはより多くの前進が必要です」

”スペック4”の投入はいつ?

 ホンダは、アゼルバイジャンGPの際に”スペック3”と呼ばれるPUを導入しパワーと信頼性を進歩させた。夏休み明けの早い段階で”スペック4”を持ち込むことをホンダは望んでいるが、そのアップデートに自信を持てるまでは、導入を待ちたいと考えているようだ。

「私たちには目標があります。しかし、それは他のチームがすでに達成したものです」と長谷川氏は語った。

「ほとんどのチームが、同じPUコンセプトを使用していることはわかっています。しかし言うまでもなく、全く同じソリューション、デザインを使用しているかはわかりませんし、私たちが(コンセプトを変えずに)同じレベルのパフォーマンスを達成できるかはわかりません」

「私たちには方向性は見えていますし、いくつかのエレメントでそのパフォーマンスを達成しています。しかし、どのエレメントを導入するかはまだ決定していません」

「主に内燃機関の改善に集中していますが、すべてのエリアで改善を進めています。燃費や補助部品など、あらゆるエリアでより多くのパワーを追求しようとしています」

Lawrence Barretto