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高性能雨量観測システム、15日から青森県全域カバー/水害防止に活用期待

8/12(土) 11:10配信

Web東奥

 降雨量をほぼリアルタイムで観測して情報を伝える国土交通省の「XRAIN」(エックスレイン、高性能レーダ雨量計ネットワーク)の対象範囲に津軽、下北両半島が新たに加わり、青森県全域をカバーすることになった。国交省は15日から情報配信を開始する。本格的な台風シーズンを前に詳細な雨量観測が可能となり、水害防止対策への活用が期待される。

 XRAINは、近年全国で頻発している集中豪雨や局地的大雨による水害、土砂災害の防災活動に役立てようと、国交省が整備した雨量観測システム。2014年に本格運用を開始した。

 16年には、観測範囲の広い従来型のCバンドMPレーダ雨量計に加え、範囲は狭いものの、高精度で詳細な観測が可能なXバンドMPレーダ雨量計を組み合わせることで観測エリアが拡大し、青森県の南半分が対象範囲に含まれた。250メートル四方単位で、1分ごとの雨量データを1~2分後に配信可能となり、観測の安定性も向上した。

 国交省は今回、従来型のCバンド26基のうち、5基を高性能化したほか、Xバンド1基を盛岡局に設置。北海道の道南地域にあるCバンドを高性能化したことで対象エリアが拡大し、津軽、下北両半島も加わった。高性能化を今後も進め、配信エリアをさらに拡大する方針。

 XRAINは国交省の「川の防災情報」(http://www.river.go.jp/)のトップページで確認できる。

東奥日報社

最終更新:8/12(土) 11:13
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