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<夏の高校野球>左腕打って自ら鼓舞 二松学舎・市川睦投手

8/13(日) 22:31配信

毎日新聞

 〇二松学舎大付(東東京)14-2明桜(秋田)●(13日・甲子園、2回戦)

 ◇二松学舎大付・3年 市川睦(あつし)投手

 試合終了はマウンドでなく右翼で迎えた。「できれば(マウンドに)立っていたかったけれど」。自己採点はとても辛くて「30点」。立っていられるはずのない点数だ。

 初めての甲子園。緊張があった。球に切れが感じられない。それでも130キロ台後半の速球を軸に押した。内角を強気に突いた。チェンジアップも効いた。悪いなりに序盤を抑えた。

 緊張をほぐしたのは、自身の打撃だ。二回に中堅へ適時三塁打を放ち、四回には右翼へ二塁打。打って走って「中盤からほぐれてきた」。

 六回、三塁線を破る適時二塁打を許し、なお1死二、三塁。この時点で7点差。しかし市原監督から「点差が開いても同点のイメージで投げろ」と言われていた。続く4番・山口の打球を右足で止めると本塁へ送り、三塁走者をアウトにした。

 走攻守とも攻める姿を見せた左腕。「監督を甲子園に連れて行く目的は果たした。次は胴上げをしたい」。自身が初めて経験する大舞台での1勝。それはまだ通過点に過ぎない。【村田隆和】

最終更新:8/13(日) 22:45
毎日新聞

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