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“ビーチバレーのレジェンド”50歳高尾が復活宣言…山本ゆうじリポート

8/13(日) 18:14配信

スポーツ報知

 ビーチバレー日本一を決める「第31回ビーチバレージャパン」(賞金総額300万円)が神奈川・藤沢市の鵠沼海岸で13日まで3日にわたって開催された。1996年アトランタ五輪代表の高尾和行(50)=福岡代表=が最年長選手として出場した。大会MCを20年務め、高尾の2度の日本一を実況したことのあるスポーツDJの山本ゆうじがレジェンド選手をリポートする。

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 100以上のチームが参加した日本最大の大会。地方予選を勝ち上がってきた47都道府県代表の中に、大会最年長50歳の高尾和行が6年ぶりに出場した。96年のアトランタ五輪に出場した元日本代表で、ビーチバレージャパンでは過去2度の優勝を誇るレジェンドだ。

 予選第1試合は三重県代表選手と対戦。2点先行する好調な滑り出しも8-8からシーソーゲームとなった。高尾のスパイクが冴えたが27-29で惜敗。続く第2試合も中盤まで競るが19-28で敗れ、残念ながら予選敗退となった。

 「やはりビーチバレーの聖地は緊張したな、でもものすごく楽しいな」彼が言う聖地とは、ここ鵠沼海岸。87年第1回大会が開かれ、当時インドアバレーのスター選手だった川合、熊田ペアが優勝したことで、ビーチバレーが一気に全国に認知されたことから、ビーチバレー選手にとっては、ここが憧れの場所になっている。

 「今回で再びやれる感触をつかんだ。来年も出場すべくより練習と大会に出る環境を作ります」現在、福岡で飲食店を経営しながらビーチバレーを続ける高尾。「試合に勝つにはやはりこうした公式戦に多く出て試合勘を取り戻さなければダメ」と言う。

 それほどまでにビーチバレーに駆り立てるものは何なのか?「たくさんのファンや応援してくれる人がいる。それがある限り結果を出し答えたいんだ。このジャパンで2度日本一になってるけどまだ世界で結果を残せてない。50歳からまたリセットし上を目指します」

 この日彼の試合コートには雨の中100人近いファンがあふれ、試合後はサインや写真攻めにあっていた。みんな彼の情熱やそのプレーに魅せられている。取れないボールを拾う、崩れた体勢からも完璧なトスを上げる。そのボールに対する不屈なプレー(しかも美しい)が今も尚、人を魅了する。ビーチバレーの醍醐味はまさにそこにある。

 「毎試合、毎試合、発見の連続ですね。だから面白いし燃えるんです」ビーチバレーのキャリア30年目のそのガッツに惜しみ無い拍手が送られていた。(Sports DJ 山本ゆうじ)

最終更新:8/13(日) 20:10
スポーツ報知