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「日本のトイレ」は世界で戦えるのか。一度使ったらやめられない!?

8/13(日) 21:20配信

投信1

日本の温水洗浄便座の世帯普及率は80%超

夏休みなどの海外旅行から日本に戻り、久しぶりに温水洗浄便座を使ったときに、ほっとしたという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

正確なデータはないものの、温水洗浄便座の海外での普及率は先進国でも1ケタ台にすぎないとされ、海外旅行へ行く日本人にとっては、依然として出会うことが少ない非常にレアなものとなっています。

一方、内閣府消費動向調査によると、2016年の日本での温水洗浄便座の一般世帯での普及率は81.2%に上ります。また、100世帯当たりの保有数量は115.3台に達しているなど、もはや限られた人のための贅沢品ではありません。

では、日本でこれだけ普及しながら、なぜ、海外ではそうではないのでしょうか。その疑問を解くために、まずは、「ウォシュレット」のTOTO <5332> と、「シャワートイレ」のLIXILグループ <5938> の2018年3月期第1四半期(4-6月期)決算を振り返りながら、温水洗浄便座市場の直近の動きを探ってみたいと思います。

TOTOは海外のウォシュレットが好調

TOTOの第1四半期の実績は、売上高が前年同期比+2%増、営業利益は同▲6%減と増収減益に留まりましたが、海外住設事業に限れば、売上高は同+6%増、営業利益は同+11%増と増収増益を確保しています。

ちなみに、海外住設事業は全社売上高の約23%を占め、地域別では海外の約半分を占める中国が前年同期比+11%増と特に好調です。

なお、ウォシュレットの販売台数は、中国が同+15%増、アジア・オセアニアが同+37%増、米州が+8%増と好調でした。欧州については、伸び率は言及されていませんでしたが、「高級ホテルを中心にネオレスト等の採用は順調」というコメントがありました。

注:ネオレスト(NEOREST)は、TOTO が世界中で販売する「ウォシュレット一体形便器」の最高級ブランドです。

LIXILグループの水回り製品は全地域で増収に

LIXILの第1四半期実績は、売上収益が対前年同期比+1%増、営業利益が同+28%増と増収増益を確保しています。

その主因は、シャワートイレなどが含まれる水回り製品事業セグメント(LWT)の堅調さです。LWTの売上高は、国内が同+6%増、海外が同+3%増(現地通貨ベースでは+5%増)となり、事業利益は国内が+20億円増、海外が横ばいと、特に国内がCM効果などの寄与により好調でした。

なお、今回の決算ではシャワートイレの海外での動向については多くは言及されていませんでした。しかし、LWTは全地域で増収を確保していたため、買収したアメリカンスタンダードやグローエとのシナジー効果により、前年度に続き今年度も好調が続いていると推察することができます。

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最終更新:8/13(日) 21:20
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チャート

TOTO5332
6280円、前日比-10円 - 12/14(木) 15:00

チャート

LIXILグループ5938
3020円、前日比+5円 - 12/14(木) 15:00