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ZOZOTOWNのスタートトゥデイは時価総額1兆円超。数字に見る「すごさ」とは

8/13(日) 20:20配信

投信1

お盆休みの真っ最中ですが、いかがお過ごしでしょうか。暑いしどこも混んでいるからネットショッピングでも…という方もいらっしゃるかもしれませんね。

ところで、ファッションEコマースサイトの「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイが時価総額で1兆円を突破し話題となっています。今回は同社が株式市場で評価される背景を数字から見ていきたいと思います。

時価総額とは何か

時価総額1兆円と聞くとそれだけで”スゴイ”印象はありますが、同業他社や類似企業、関連する産業の企業と比較してどの程度の規模なのかを確認しておきましょう。

ちなみに、時価総額とは株価と発行済株式総数を掛け合わせたものです。現在の利益規模をベースにして利益成長への期待が高ければ時価総額は大きくなりますが、現在の利益規模が大きくとも成長期待が乏しかったりすると低い評価しか受けないということもあります。

スタートトゥデイ時価総額1兆円の立ち位置を確認しよう

さて、比較する対象を見ていくことにしましょう。Eコマースサイトの日本で代表的な企業は楽天ではないでしょうか。扱っているものは多岐にわたっており、金融事業なども行っているので比較する対象として違和感があるという指摘もあるでしょうが、そこはEコマースサイトとしてスタートトゥデイの競合企業のイメージを持つことを優先したいと思います。

楽天の2017年8月10日の時価総額は約1兆8,640億円。スタートトゥデイの同日の時価総額が約1兆780億円。両者を比較するとまだまだ楽天の方が時価総額は大きいですが、スタートトゥデイの成長スピードは目を見張るものがあります。

では、リアル店舗を持つ百貨店はどうでしょうか。三越伊勢丹ホールディングスは約4,410億円、J. フロント リテイリングが約4,320億円、高島屋が約3,630億円といった具合です。時価総額の比較だけであれば、スタートトゥデイの方が既に大きいことが分かります。

では、リアル店舗を持つアパレル小売企業はどうでしょうか。アパレル小売で時価総額が最も大きな企業はユニクロで知られるファーストリテイリングで時価総額は約3兆4,450億円あります。また、アパレル小売とは言い切れないまでもアパレルを取り扱っている無印良品を展開する良品計画は約8,720億円。しまむらは約5,090億円、青山商事が約2,100億円、アダストリアが約1,230億円、ユナイテッドアローズは約1,090億円といった状況です。ファーストリテイリングは別格といえそうですが、アパレル小売りと比較してもスタートトゥデイには存在感があります。

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最終更新:8/13(日) 20:20
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