ここから本文です

〈中学受験をしたい!〉(1)受験までにかかるお金。いつまでに何にいくら必要?

8/13(日) 12:20配信

ファイナンシャルフィールド

日本は教育制度が整っており、教育水準も高い国です。また義務教育である中学でも、公立・私立さまざまな学校があり、全員が同じ教育を受けるわけではありません。

そのような中、少子化に伴い子供の教育に対してますます熱が入る親ごころ、よく理解できます。

文部科学省の「平成26年度子どもの学習費調査」によると、「学校外活動費」は、小学生では人口規模が大きくなるほど多くなる傾向にあります。

1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)では、7人に1人が中学受験に挑むという数字もあります。都心部では3人に1人ともいわれ、都立中高一貫校を受験する子を入れると、実に多くの子供が中学受験を経験する時代です。

そうなると「親としては…」この言葉の重みを、お金の面からも感じるようになります。前々から教育資金をしっかり準備できていればよいのですが、これから準備をしようと思っている方は、まず何にどれくらいかかるのか、いつまでにいくら貯めたらよいのか、目標額を知ることから始めましょう。

中学受験への道のりは結構長い!

中学受験をした子の多くは、塾に通って勉強をしています。いつから塾に行けばよいのか?それに明確な答えはありません。

大手の塾では、4年生になると受験に向けてカリキュラムが本格化していきます。このあたりから学校と塾の授業には大きな違いが出てきて、塾では中学受験用の勉強が始まります。

まだ4年生の頃は、塾に行かなくても十分に対応できる能力の子もいるのですが、この時期は学習の習慣づけ的な意味合いもあり、今後の受験勉強を乗り切るための生活習慣を含めた土台作りと考えてられているようです。

最近では、1~3年生のクラスも設置され、塾通いの早期化・低年齢化が進んでいます。ただしこの年代は、中学受験の内容を先取りするのではなく、学習の習慣づけや自分で考える癖をつける思考力アップを目指したカリキュラムになっていたりします。

受験までの費用はいくらかかる?

気になる塾代は?というと、大手の進学塾では、小4で月2~3万円、小5で月3~5万円、小6になると月5~6万円程度になります。

これは通常授業分で、この他に夏期講習やコース(学校)別特別講習、追加の単科クラス、追加教材や模擬試験代などを合わせると、数十万円単位で追加費用がかかってきます。

これらは学校選択や学習の進捗状況、成績によっても変わってくるため、節約する(省略する)ことが難しい場合が多く、6年生の1年間で120万円程度の準備は必要でしょう。

特に夏期講習、秋以降の特別講習などの支払いの際には、一度に数十万円もの金額が口座から引落しになることがあるので注意が必要です。

さらには複数の塾に通う子もいます。例えば、小6ですと週3~4日はメインの塾に通い、空いている1~2日は個別塾などでフォローアップや重点対策を行うなど、毎日の学習を自宅だけでなく自宅外でも行うケースもあります。そうなると、小6の1年間で200万円を超える可能性もでてきます。

1/3ページ