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社会保険制度が変わった!将来の自分と相談して、一歩踏み出してみませんか?

8/13(日) 12:40配信

ファイナンシャルフィールド

2016年10月に社会保険の適用基準が変わり、これまで社会保険の加入対象でなかったパート社員も、年収106万円以上であれば社会保険が適用されるようになりました(*1)。

いわゆる「106万円の壁」です。他にも、給与収入が103万円以下であれば所得がゼロとなるため、所得税は課税されません。これは「103万円の壁」です。

さらに、年収が130万円未満の会社員(公務員含む)の配偶者は、健康保険料や年金保険料を負担する必要がありません。これは「130万円の壁」です。

なぜ「壁」なのでしょう?収入が106万円を超えても、ある一定水準を超えないと世帯収入が増えないという現象が起こっています。これが家計を預かる主婦たちを悩ませています。

収入を増やせば経済的に豊かになる、その単純なセオリーが、複雑な制度のもとでは一部逆転現象が起きる、となると、ちょっと待って!という気持ちになるのも無理はありません。

働いて収入が増えたのに、手取りが減ってしまうくらいなら、収入を抑えた働き方をしよう、という選択をしている方は大勢いらっしゃいます。

でもお金の損得だけで決めてしまって、本当にいいのでしょうか?どんな点を考慮しつつ、何を重視し尊重し判断すればよいか、考えてみましょう。

11歳と8歳の子を持つ39歳A子さんの場合

A子さんはスーパーで働くパート主婦です。11歳と8歳の子供がいます。夫は会社員で、現在は夫の扶養の範囲内で働いています。

A子さんが働くスーパーは、売り場に活気があり、正社員、パート問わず、やる気のある人のアイデアを積極的に採用してくれようとしています。A子さんもはじめは、与えられた仕事をこなすことで精いっぱいでしたが、最近慣れてきて、こうすればもっとお客様が買い物しやすいんじゃないかな?などと考えるようになってきました。今は、仕事っておもしろいかも?!と感じています。

あるとき店長に呼ばれ、「来月からもっと入ってくれないか?そうなると社会保険に加入することになるが、将来的には正社員になる道もあるので、考えておいてくれないか。」と言われました。

下の子が小学校に入り、子育てもだいぶ落ち着いてきたと感じていたので、もっと仕事をしてもいいと思っていたA子さん、早速帰宅した夫に話をすると、「扶養から外れると、家族手当はなくなるし、税金は増えるけど、大丈夫なの?」と言われてしまいました。

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