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視力1.0未満の子どもが過去最高 むし歯は中学校と高校で過去最低に

8/13(日) 14:00配信

ベネッセ 教育情報サイト

文部科学省がまとめた2016(平成28)年度の「学校保健統計調査」(速報)で、視力が「1.0未満」の子どもの割合が、小学校から高校を通じて過去最高となったことがわかりました。視力低下の背景には、子どもの間でスマートフォン(スマホ)が普及したことにより、小さな画面を長時間にわたり見続けるような生活習慣が広がったことが考えられそうです。一方、むし歯のある子どもの割合は、中学校と高校で過去最低となりました。食生活に対する保護者の意識の高まりがうかがえます。

スマホの普及なども影響か

調査は2016(平成28)年4~6月に、国公私立の幼稚園から高校までの子ども全体の25.3%に当たる約344万人を対象に実施しました。

裸眼視力が「1.0未満」の子どもは、幼稚園が27.94%(前年度比1.12ポイント増)、小学校が31.46%(同0.49ポイント増)、中学校が54.63%(同0.58ポイント増)、高校が65.98%(同2.19ポイント増)となりました。幼稚園では過去最高だった2008(平成20)年度の28.93%を下回っているものの、やはり最近3年連続して上昇しています。

さらに、裸眼視力が「0.3未満」の子どもの割合は、幼稚園が0.85%、小学校が8.62%、中学校が26.68%、高校が37.54%で、高校生の約4割が視力0.3未満となっています。

「むし歯」のある者(処置完了者を含む)の割合は、幼稚園が35.64%(前年度比0.59ポイント減)、小学校が48.89%(同1.87ポイント減)、中学校が37.49%(同3.0ポイント減)、高校が49.19%(同3.3ポイント減)となっており、中学校と高校では過去最低となりました。また幼稚園と小学校でも過去最低だった1949(昭和24)年度と51(同26)年度の記録には及ばないものの、むし歯のある子どもの割合が90%を超えていた1970年代と比べると雲泥の差となっています。子どもの食生活やむし歯の治療に関する保護者の意識が格段に向上したことで、これからもむし歯のある子どもの割合は低下しそうです。

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