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老後資金が足りないことが判明。どう対処する? 前編「支出を減らす」

8/13(日) 19:10配信

ファイナンシャルフィールド

老後資金の大切さはわかっていても、目の前の生活や子どもの教育費などに追われる毎日。

老後が道の先に見える年齢になってはじめて、「老後資金が足りないかも」と気がつく人もいるのではないでしょうか。

「老後資金をもっと早く準備しておけばよかった」とどれだけ思っても後の祭り、今から準備するしかありません。

では、老後資金が足りないとわかったら、いったいどう対処していけばよいのでしょうか? 今回は前後編にわたってじっくり考えていきましょう。

前編では、すぐに実行できそうな「出ていくお金を減らすこと」を中心にお伝えします。

取る手段は究極には3つしかない

結論から言ってしまうと、老後資金が足りなければ、取れる手段は結局のところ以下の3つしかありません。

(1)入ってくるお金を増やす
(2)出ていくお金を減らして貯蓄する
(3)運用して少しでも増やす

「この中で一番実行できそうなものは?」と聞かれると、(2)の「出ていくお金を減らす」つまり支出を抑える手段と答える人が多いのではないでしょうか。

たしかに、支出を減らすことはやる気になればその日からでも実行できる方法です。

ところが、この「出ていくお金を減らす」がスムーズにいく人ばかりではありません。リタイアが近い世代になってから、これまでの生活レベルを落とすのは意外に簡単ではないからです。

数か月はがんばって日々節約を心掛けていても“たまの贅沢”が続いてしまって結局元通りになったり、旅行に出かけて普段の節約を忘れて出費がかさんでしまい、そこからペースが崩れて元の生活になったり…というのもよくあるパターンです。

また、先々の出費の見通しについて、甘く見積もっている人も見かけます。例えば、「持ち家だから老後資金は最小限で何とかなる」とおっしゃることもあるのですが、固定資産税は考えていても修繕費をほぼ見積もっていなかったり、病気や介護にかかるお金を考慮していなかったり。

こうした人の場合、いざ病気や介護で大きな出費があると、家計がすぐにピンチに陥ってしまいがちです。

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