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キャンピングカーで陸別発信 日本一寒い町で「無暖房生活」の秋庭さん

8/13(日) 14:29配信

十勝毎日新聞 電子版

 陸別町特産品開発などを手掛け“無暖房生活”でも知られる町内の秋庭智也さん(45)が、キャンピングカーを「移動オフィス&PRメディア」(愛称・akivan)として活用、新たな働き方を実践している。会議や情報発信、商品PRなど、場所や時間に制約を受けない「旅するように働く」がコンセプトだ。

 3月まで町地域ブランド開発推進専門員として、シカ肉ジャーキーや冷凍プリンなど多くの陸別商品を誕生させてきた。視野を広げようと、4月以降は「陸別町地域ブランドプロデューサー」の肩書で活動。町特産品のPRや企業支援など、いくつかの仕事を掛け持ちしている。

 「景色のいい、好きな場所で働くことはできないか」と考え、広島で中古のキャンピングカーを購入。6月の納車時から3週間かけて北上し、その間、担当しているラジオ番組に車中から出演したり、道内のイベントに立ち寄って陸別産品のPRを行った。

 それ以降、町内に自宅はあるものの、車中泊で仕事を継続。「太陽光発電で外部電源は要らない。調理もできて快適。この生活から見えてきたもの、例えば車中泊に適したスポットの紹介や、小スペースでも機能的に使える商品の開発もしていきたい」と語る。

 秋庭さんは陸別に定住した2012年当時から無暖房生活を実践。テレビ番組などで紹介され、大きな反響を呼んでいる。「今度は車中泊か-と言われそうだが、いけるところまでやりたい。キャンピングカーによるライフスタイルの提案もできれば」と話す。「akivan」の夢は疾走中だ。(木村仁根)

十勝毎日新聞