ここから本文です

グロージャン、ラジオでの”不満”は勝利への強い欲求の結果

8/13(日) 16:18配信

motorsport.com 日本版

 ハースのロマン・グロージャンの長い無線交信は、国際映像に度々取り上げられている。その内容の大部分は、ブレーキに関するものだった。

【写真】チーム代表のギュンター・シュタイナーらと会話を交わすグロージャン

 グロージャンは今年、6年目のF1フル参戦シーズンを戦っている。その中で最も勝利に近づいたのは2012年と2013年のロータス時代のこと。彼はその間に9回の表彰台(2位2回、3位7回)を獲得した。

 トップチームのシートを獲得するために必要なことは何かと問われたグロージャンは、自分の感情を制御する必要があると語った。

「改善すべきことはいつでもある」

 そうグロージャンはmotorsport.comに対して語った。

「異なったことやブレーキがうまく作動しないようなことに不満を感じた時、それに対処する方法を探している。それ以上のことをする必要があるんだ」

「一般的に言えば、ドライビングや体力面、そしてフィードバックのレベルは、良いクルマに乗った時にはワールドチャンピオンになれる準備ができている」

 ラジオで感情を爆発させることは、その決意の結果だとグロージャンは語る。

「僕は不満を抱える。なぜなら、僕は勝ちたいからだ。もし不満を感じたら、僕はラジオでそれを話す。その他にどうやって不満を解消すれば良いんだい?」

 そうグロージャンは語った。

「また別の見方もある。『OK、僕はレースに勝つつもりはない。僕はただお金を稼ぎ、ドライブして家に帰るだけだ』と言えば良い」

「炎と勝利への執着心を保ち続ける限り、満足することはない。たとえチームメイトを破ったとしても、予選14位だったら……それで満足することは決してないんだ。何人かの人にとって、それをすることは素晴らしいことだろう。しかし、僕にとっては決して十分ではない」

「僕はラジオのメッセージを和らげる必要があると思うけど、僕は勝ちたいからフラストレーションが溜まるんだ。もし先頭を走っていたり、勝つことができるマシンを持っていたら、叫ばないし、不満を言うことはない」

 グロージャンは昨年、ルノーのワークスチームになる前のロータスから、フェラーリとの関連性が強いハースに移籍した。その本心は、将来フェラーリに加入することを目論んだことであると言われている。

 グロージャンがフェラーリ入りする可能性はまだあるものの、それは早くとも2019年以降になるはずだ。

「僕はまだ、いつかチャンスを掴むことができると思っている」

 そうグロージャンは語った。

「2015年に、僕はハースと3年契約を結んだことを理解している。だから、毎年発表がある」

「でも常に可能性がある。昨年の12月1日の段階で、バルテリ(ボッタス)がチャンピオン争いをするなんて、想像できなかった。その後彼は電話を受け、今はワールドチャンピオンを狙えるマシンに乗っている」

「いつでも、どんなことでも起こり得る。そして、いつかはそれが僕の日になることを望んでいる」

Lawrence Barretto, Matt Beer