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ダンスの力交流に汗 障害者や学生ら400人

8/13(日) 5:04配信

カナロコ by 神奈川新聞

 障害の有無にかかわらず、ダンスや音楽を一緒に楽しむイベント「チョイワルナイト」が12日、川崎市高津区の高津市民館で開かれた。障害者や学生、社会人、プロダンサーら400人以上が参加し、踊りながら交流を深めた。

 ステージでは流行の音楽に合わせ、9団体が本格的なダンスを次々と披露。観客席にも熱が伝わり、子どもが思わず立ち上がって体を揺らしたり、知的障害者や車いす利用者らが楽しそうに腕を振ったり。DJタイムでは出演者も観客も入り乱れ、ダンスミュージックに乗って自由に踊り、ブレークダンスの得意技を決め合った。

 企画したのは2011年に発足した社会活動団体「SOCIAL WORKEEERZ(ソーシャル・ワーカーズ)」で、今回で8回目。学生時代などにダンス経験がある介護士や社会福祉士、保育士、会社員らが所属し、川崎を中心に全国の障害者施設や児童福祉施設、高齢者施設などを巡ってパフォーマンスを披露している。代表の笹本智哉さん(30)は「障害があってもなくても、お互いにもっとフランクに、くだけたコミュニケーションを取ってもいいのではと思い、『チョイワルナイト』と名付けた」と狙いを話す。

 出演者として参加した明治学院大1年、尾関穂佳さん(18)は「障害者と接する機会はあまりなかったが、自分たちよりもダンスが上手な人が多くて刺激になった」と笑顔。車いすダンサーのかんばらけんたさん(31)も「ただ見てもらうだけでなく、一緒に楽しめるところがいい。『障害者が頑張っている』ではなく、『車いすの人、かっこいい』と思ってもらえれば」と話していた。