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MBC取材記者たちも制作拒否…会社側は経歴採用で対抗

8/13(日) 6:46配信

ハンギョレ新聞

記者81人の制作拒否に参加…全体の記者の30% 地域の記者たちも14日から無期限で送稿を拒否 会社側は取材・カメラ経歴記者の採用広告 キム・ミンシクPDに疎明の機会与えず人事委員会を終了

 カメラ記者の個別性向・等級を分類した「文化放送版ブラックリスト」が「文化放送」(MBC)内部のキム・ジャンギョム体制拒否の動きに油を注いだ中、報道局取材記者81人が制作拒否に突入した。文化放送の地域記者の会である全国文化放送記者会もソウルへの記事送稿を拒否することにした。これに対し、会社側は経歴記者の採用広告を出して対抗している。

 記者たちは11日午前、ソウル麻浦区(マポグ)上岩洞(サンアムドン)文化放送社屋前で記者会見を開き、午前8時からの制作拒否に参加したと明らかにした。彼らは「社会的な凶器に転落した文化放送ニュースの汚れたマイクを握らないことが、視聴者に対する贖罪の始まり」だとして、キム・ジャンギョム社長やコ・ヨンジュ放送文化振興会理事長、ムン・ホチョル報道局長、その他の報道局部長らの即時辞任を要求した。彼らは記者会見に先立ち、午前8時30分から先に制作拒否に突入したニュース制作・コンテンツ制作局など、同僚たちが通勤時間に行っているプラカードデモにも合流した。

 文化放送所属の記者が約250人であることを考慮すると、記者の約30%が制作拒否に参加したことで、日常的なニュース制作にも支障をきたすものと見られる。早速、同日午後4時ニュースの「MBCニュスM」が相次いで放送されず、午後5時の「イブニングニュース」は放送時間を30分間短縮して放送された。先に制作拒否に入った人たちを含めると、文化放送本社でニュース・時事番組などの制作現場を離れた人たちは200人近くに達する。しかも、夕方には、全国文化放送記者会が声明を発表し、「明日、私たちは歴史の前で誇りを持って立ちたい」として、月曜日の14日午前6時からソウルへの記事送稿を無期限で全面拒否すると明らかにしており、製作現場の空転はさらにひどくなるものと見られる。キム・ジャンギョム社長に対する退陣の圧迫も一層強まる見込みだ。

 このため、文化放送は9日採用公告を出し、10日から取材記者・放送技術など経歴社員を募集している。11日にはカメラ経歴記者の採用広告も出した。これまで「文化放送の正常化」を要求する内部の声を「試用記者」の採用で制してきた行動を繰り返している。これと関連し、全国言論労組文化放送本部(労組)は声明を出して「不法代替人員の採用を中止せよ」と要求すると共に、「今回の採用行為と関連した人々に民事・刑事上の責任を問う」と警告した。労組は放送通信委員会に対し、放送文化振興会の理事陣の解任を求めた。

 一方、同日、文化放送は「キム・ジャンギョム社長の退陣」を叫んだとの理由で人事委員会に付託されたキム・ミンシクプロデューサーの釈明機会を事実上剥奪したまま、人事委員会を終了した。午前に開かれた人事委で会社側は、キムプロデューサーに「追加で疎明することがあれば、書面で提出せよ」と通知した後、約10分で会議を終えた。キムプロデューサーはハンギョレの電話インタビューで「会社側が人事委員会を進めるに当たって、誠意を示さなかった。人事委員会で疎明しようとしたのは、過去の5年間文化放送で行われた懲戒・解雇の手続きが不当だということを知らせることが目的だった」とし、「(人事委員会で陳述を制限したまま終了したのは)明白な社内就業規則違反」だと反発した。

パク・ジュニョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:8/13(日) 6:46
ハンギョレ新聞