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J1大宮のDF沼田獲得 ツエーゲン金沢、低迷脱出へ補強

8/13(日) 1:49配信

北國新聞社

 J2で下位に低迷するツエーゲン金沢がJ1・大宮アルディージャのDF沼田圭悟(27)を完全移籍で獲得した。6月以降J1クラブからの補強は4人目で、いずれも守備の選手。シーズン途中の選手の入れ替えは「もろ刃の剣」だが、J3降格の可能性が残る中、現在5戦未勝利と立場は苦しく、立て直しは待ったなしの状況だ。

 今季はリーグ戦15試合を残し、金沢は22クラブ中18位。上位と大きく差がついた状況で、J3への自動降格(21、22位)圏内から免れることを最低限の目標に残り試合を戦うことになる。

 沼田は左サイドバックを主戦場とするレフティーで、身長170センチと小柄ながら豊富な運動量で攻撃の芽を摘む。左足の甲の骨折からの完全復活を目指す今季に懸ける思いは強い。J1・ガンバ大阪でのプレー経験もあり、J1では通算18試合1得点、J2では63試合10得点の成績を残している。

 金沢の課題はもろさの目立つ守備力だ。第27節終了時の45失点は最下位のザスパクサツ群馬の52に次いでワースト2位。指揮1年目の柳下正明監督がシーズン序盤に「一度崩れると、修正がきかない」と嘆いた最悪の状況から脱したものの、ワースト3位の総得点ではさらなる「堅守」が必要との判断から、夏の補強に動いてきた。

 6月にJ1・セレッソ大阪からレンタル移籍で加入したDF庄司朋乃也は堅実な守備でレギュラーに定着した。7月にJ1・清水エスパルスから加入した長身185センチのDFビョン・ジュンボンは痛めた膝の影響で出遅れているが、守備の要と期待されている。

 「以前から声を掛けてくれていたツエーゲンに加入できてうれしい。チームと石川県を盛り上げていきたい」と沼田。フレッシュな顔触れがクラブ浮上の鍵を握っている。

北國新聞社

最終更新:8/13(日) 1:49
北國新聞社