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西武60年ぶり14連勝ならずは「神様のお告げ」

8/13(日) 10:29配信

日刊スポーツ

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>

 連勝が13で止まった翌日の8月6日ソフトバンク戦前。西武辻監督はベンチで練習を見守りながら振り返った。「昨日勝てなかったのは、神様のお告げだな。『まだまだだぞ』ってね」。

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 60年ぶりの14連勝がかかった前夜。4点差で迎えた9回、無死満塁としてソフトバンクの守護神サファテを引きずり出した。浅村、山川の2本の2点適時打で同点。延長10回に勝ち越し点を奪われて敗れたが、驚異的な粘りをみせた。指揮官はうれしそうに手をさすりながら言った。「(9回に山川の適時打で生還した後の)浅村のハイタッチは本当に痛かった。初めてだよ、あんな痛かったのは。今までは、ちょんって感じだったからね」。実感した勝利への強い意識。そんな雰囲気に手応えを感じているからこそ、敗戦を、神様からのげきと受け止められた。

 快進撃を続ける中でも、足元を見ることを忘れていなかった。「負けは連敗の始まりになるんだから」。連勝はいつか止まる。その時、選手がどんな姿を見せてくれるか。負けた後の姿勢こそ重要という、チーム、そして自身への戒めのように感じた。

 8月6日の試合は6-1で快勝。首位相手にカード勝ち越しを決めた。「昨日の今日。今日負けたら、ん~っていうのもあったけどね。普通通りに出来るようになれば一番」。連勝ストップを引きずらず、普段と変わらぬ姿勢を感じ取り、「明るかったし、ベンチの雰囲気もよかった。頼もしかった」と評価した。

 負けが連敗の始まりなら、勝ちは連勝の始まり。ここからの西武がどんなゲームを見せてくれるか、どうペナントレースをかき回してくれるか、楽しみだ。【西武担当=佐竹実】

最終更新:8/13(日) 10:49
日刊スポーツ

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