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松山英樹にデー証言「勝つために誰よりも一生懸命」

8/13(日) 9:39配信

日刊スポーツ

<米男子ゴルフ:全米プロ選手権>◇第2日◇11日(日本時間12日)◇米ノースカロライナ州シャーロット・クウェイルホローC(7600ヤード、パー71)◇賞金総額1050万ドル(約11億6000万円)優勝189万ドル(約2億800万円)

【写真】松山英樹6アンダー2位、首位に1打差で最終日へ

 世界ランク3位の松山英樹(25=LEXUS)が7バーディー、ノーボギーでメジャー自己ベストを更新する「64」をマークし、通算8アンダーの134でメジャー21試合目にして初めて首位に立った。日本男子初のメジャー制覇へ最高の位置で決勝ラウンドを迎える。ケビン・キズナー(33=米国)が通算8アンダーで松山と並んだ。第2ラウンド(R)は日没サスペンデッドとなり、残りは第3日に実施された。

 松山が公式会見の場ではっきり頂点への思いを言葉にした。「残り2日、どういうプレーができるのか自分自身もすごく楽しみ。頑張って優勝したいと思います」。女子ツアー優勢の日本ゴルフ界への影響も問われ「僕が最終日にいいプレーをして、もしここ(会見場)に立つことができたならすごく変わると思いますし、そうなるように一生懸命頑張ります」と続けた。

 1番のティーショットがいきなり左へ。2番は第2打を放った瞬間に下を向き、3番の第2打には怒りのオーラが充満した。「とんでもないショットがいっぱい出た。よくノーボギーで回れたなっていう印象があります」。支えたのはアプローチとパット。15番では雷雲接近から再開後の第2打を大きく右へ曲げた。サンドウエッジでフワリと浮かせ、上って下るラインを1メートルにピタリ。1時間42分の中断を挟んだ4連続バーディー。つかんだ流れを小技でつなぎ留め、好影響は不満たっぷりのショットにも波及。17番は8番アイアンで「今日のベストショット」を2メートルに絡め、キズナーの背中を捉えた。

 合計パット数は前日の31から23にまで減らした。前週ブリヂストン招待優勝後「信じられないプレーだった」と祝福メッセージをくれた元世界ランク1位デーは証言する。「彼の弱点の1つはパットだったが、とても良くなった。弱点を強みに変え、最近の支配的な強さにつながっている。いつも最後まで練習場にいる。勝つために誰より一生懸命だ。先週勝ったことも驚かない。今週、また勝ってもね」。

 実力は世界中が認めている。前週最終日に「61」を出して勝ち、勢いも申し分ない。中断直前、左へ大きく曲げた15番のティーショットは池の手前の木に当たり、ラフで止まった。ツキもある。歴史を変える条件は整っている。【亀山泰宏】

最終更新:8/13(日) 9:57
日刊スポーツ